「劇場版に限ったことでないのですが、この作品シリーズは、歴史に残るよ...」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 nagisaboysさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5劇場版に限ったことでないのですが、この作品シリーズは、歴史に残るよ...

2020年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場版に限ったことでないのですが、この作品シリーズは、歴史に残るような文学的作品になるのではないかと思っています。大正時代が舞台で、怪奇ものに近い独特の世界観は最初暗くてとっつきにくい印象であったのですが、登場する人や鬼の葛藤や生い立ちなどの背景も語られるところや、鬼や剣士それぞれの特色や必殺技など興味深い設定、道徳や正義などを論じる独特な台詞が多かったり、ギャグやシリアスの緩急のつけ方だとかで、次第に癖になってくる作品でした。純日本的世界観のアニメ作品として海外でも通用する作品になれる力を兼ね備えているのではないかと密かに思っていたりします。
TVアニメの劇場版というと、いつもより大事件や大爆破があったり舞台を海外に移してなどのスペシャル版が多いのですが、この劇場版は、作品の流れのひとつとなっておりますが、今回劇場場として申し分のない見応えのある作品となっており、涙なしでは見られないといった前評判も(めずらしく)嘘でなかったのでした。今回の作品では炭治郎や煉獄さんの熱い生き様を目のあたりにすることでしょう。LiSAさん「炎」も名曲です。

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