「映像として見る意味があります。」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 kodamasanさんの映画レビュー(感想・評価)
映像として見る意味があります。
私は鬼滅の刃の熱烈なファンというわけではなく、正直なところ「今、社会現象になるほど流行している作品は一体どんなものだろう。」という興味からこの作品に触れました。
原作の漫画も今回の映画で触れられる8巻までをちょうど読み終え、今回の映画の内容を全て知った状態で映画に行ったため、正直なところ、大きな期待はしていませんでした。
しかし、結果的には大号泣でした。漫画で見たものと、セリフもほとんど変わらず、展開も全く同じであるにも関わらず、音声を通して伝わるキャラクターたちの苦悩や悲しみは単に文字で読むときよりも格段にリアルに感情に訴えかけてきました。
今までそれなりの数の映画を見てきましたが、ここまで涙を流した作品は久しぶりだったので、数年ぶりに心から見て良かったと思える作品でした。
しかし、本作ではその他の有名アニメ映画に見られるようなあらすじ紹介やキャラクター紹介はないため、本作品の設定を理解するためにも原作の漫画を6〜8巻くらいまで読む(7,8巻が映画の内容になります。)か、アニメを視聴してから視聴することを推奨します。
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