「【”どんなに打ちひしがれようとも、人間は何度でも立ち上がって闘う・・。” ”物凄い勢いで”鬼”から映画館を救おうとしているこの映画には感謝しかない・・。”】」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”どんなに打ちひしがれようとも、人間は何度でも立ち上がって闘う・・。” ”物凄い勢いで”鬼”から映画館を救おうとしているこの映画には感謝しかない・・。”】
■感想
・鬼殺隊最強の剣士、<柱>の一人である煉獄杏寿郎と上弦の参の鬼、”猗窩座”との決戦の際、
”鬼になれ! 人間は老いる・・。傷も直ぐには癒えないぞ!”
と、”猗窩座”から、何度も誘われる中、”煉獄杏寿郎”の返す言葉が心に響く。
”人間だから、老いるのだ!”
-老いることを肯定し、限られた短き人生を懸命に生きようとする”人間愛”に溢れた言葉である。
そして、随所で語られる”人間の尊厳とは・・”という崇高なテーマの問いに対する答えの様にも聞こえるセリフの数々。ー
ー逃避した闇の夢の中で生きるより、降り注ぐ太陽の光の下、人間の誇りを持って生きる事の大切さを描いた作品でもある。ー
・資料によると、このシリーズの世界観は大変に大きく、今作はその極一部だとの事である。
(そんなことも知らなかった・・)
ラスト近く、涙を浮かべた烏が、鬼殺隊らしき人々に”哀しき伝え”をするシーンを見ると、まだまだ<柱>の方はいらっしゃるようだし、
(重ねて、そんなことも知らなかった・・)
今作の主人公である竃門炭治郎の成長物語でもあるようだし、この後も、新たなるシリーズ作を期待したい・・。-
■蛇足
平日の最終回に鑑賞した。
流石に、小さな子どもさんは居なかったが、あの時間帯としては、驚異的な人数であった。
幸せな光景であった・・。
あのような風景を夜半に見るのは、何年ぶりであろうか・・。
作品内容の素晴らしさと共に、厳しい状況が続く映画業界に微かな光を感じた瞬間でもあった・・。
あぁーーー、NOBUさんも落ちちゃいましたかw
アニメのEp19が「超!神回」として「超!有名」です。もう乗りかかった船ですから、アニメもお勧めします!
この人気なら、来年3月くらいまで、上映、続くかもしれませんねw