「炭治郎は究極の善!」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0炭治郎は究極の善!

2020年10月19日
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激しい闘いばかりですから、泣くことは無いと思っていましたが、ラストの煉獄のシーンで、はからずも号泣しました。この映画では、所々に金文字のような名言が登場します。病気の母が「強気もの、弱きものを守る使命がある」と煉獄を諭します。凄い言葉です。また、炭治郎の無意識世界は、この世のものとは思われないほど浄化された青空、水の世界です。しかも、彼は自分を刺した人間にも寄り添い、助けます。究極の慈悲心です。さらに、鬼と闘う彼らの背後では、常に尊い家族と、いつも心が繋がっているのです。大切な家族は、いつも生きる力になっているという強さが美しい。人間は確かにガラスのような精神の核を持っていますが、それは愛によって最強となるのでしょう。この「鬼滅の刃」の根底のテーマとは、私たちが生きているこの3次元の世界では、拮抗する悪と、永遠に戦い続けなければならない。それが、人間の定め、もしくは使命なのかもしれないと言うテーマを教えてくれる映画だと感じました。鬼が悪で、炭治郎は究極の善なんだと思いました。それにしても、この作品の真骨頂は、繰り広げられる、激しい戦いの中で、観るものに物凄く力強い高揚感を与えてくれる事でしょうか。

三輪
三輪さんのコメント
2020年10月24日

カッコイイですよ。
年齢を重ねても純粋が一番だと思います。号泣も美しい。

三輪
marimariパパさんのコメント
2020年10月24日

共感&フォローありがとうございます。
私も煉獄さんには涙してしまい劇場の灯りが灯るまでにしっかり平静を装いました。
周りは親子かカップルばかりで、いいオッさんが涙ぐんでると美しくないので。
アニメかコミックも挑戦しようかと思ってます。

marimariパパ