「うーん」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 まゆまゆさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん
原作もアニメもそこそこ観ていてちょっと気になっていたので観に行きました。
無限列車の鬼を倒したところでやっとひと息ついたと思ったら上弦の鬼が出現。
無限列車が主旨かと思ったので、この鬼はなんで現れたか意味を掴めなかったです。
この鬼を出すなら、序盤に何か仕掛けがあればと思いました。
それに色んな技を繰り出した接戦の末、煉獄さん死んじゃうんかい。
初見の鬼なら、鬼のスカウトをちょろっとして帰っていくか、
接戦の末太陽が出てきたから、ひとまず退散するぜ、また会おう的に逃げたみたいな設定だったらなぁと思いました。
というわけで煉獄さんは生かして終わらせて欲しかったですね。死ぬ必要無かった。
生きてこそ柱の強さ、鬼滅の希望や勇気を主人公に与えられるんじゃないでしょうか。
もしくは、他の隊のメンバーが、上弦の鬼の存在を最初から察知して先回りして列車に潜んでおいて、煉獄さんに加勢して鬼を倒すとか、巧妙に立ち回っても良いのでは。
何のための隊なのか。
誰かを死なす事で強さや感動を煽る必要があるのか。
これじゃ何人いても命がもちませんよ。
そしてカラスも居場所がわかるなら、他の隊と連携させるように知らせて仲間を助けさせるとか。
感動させようとするシーンがやたら多いのも、気になりました。
キャラクター設定も絵も音楽も良いのに、全体的にもったいないな、と思ってしまう作品でした。
以上、ファンの型ごめんなさいの呼吸でした。
追記.
なるほど、きっちり原作を読んで、かつ作品の大ファンの人のための映画だったのですね。
できれば原作の続きをぜひ劇場版で!!
とかもっと宣伝欲しいところです。
これだけ人気でテレビでも盛り上がってるので、ある程度知らない人でも面白く仕上がっているのかと期待してました。
名作に予習はいらない。
なので、最初の感想の通りとなりました。