「体が大きくているだけで脅威だけど、ゆるキャラにもなれそうな俳優日本にもいた!」はるヲうるひと せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
体が大きくているだけで脅威だけど、ゆるキャラにもなれそうな俳優日本にもいた!
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ある島で、古びた風俗屋を営む兄弟たちとそこで働く女達の話。
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この佐藤二朗と山田孝之、仲里依紗は兄弟役で、佐藤二朗は本妻の息子、2人が風俗屋で働く女と旦那が浮気してできた子供。その父親と浮気相手が心中して本妻も後を追って自殺したので、佐藤二朗は2人と風俗屋で働く女たちにひどい扱いをしているという役。
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佐藤二朗さんって福田監督のおかしな陽気なおっさんというイメージが強かったけど、今作はそのイメージとは全く違う、胸クソ悪い役。別に演じ方はいつもの佐藤二朗さんなんだけど、役柄でこんなに気持ち悪くなるんだなと。
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私は日本人は海外の人と体格も違うから、いわゆる海外の映画で体が大きくてそこにいるだけで脅威な人だったり、韓国の俳優マ・ドンソクみたいなデカくていかついけどなんか可愛いみたいな俳優いないなと思っていたけれど、佐藤二朗さん当てはまるじゃんと気づいた。山田孝之がかなり霞んでたもんね。
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でもその山田孝之もこんな弱々しい感じの役久しぶりに見た気がしてよかった。
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脚本・監督佐藤二朗さんが担当してるということだけど、私結構好きだった。特に、最後の親たちの死の真相はそれ男からしたら1番の復讐になるよね!という感じで良いな〜。というか普通にこの話で1番の悪人って絶対父親だし。最期の言葉自分の威厳を保ちたいだけだし。
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あとはロケを愛知県の知多らへんでしてるらしいけど、名古屋出身の私でも方言が全く聞き取れなくてちょっと最初苦労した(笑).
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