「ゴージャスで楽しい映画」ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 arlecchinoさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴージャスで楽しい映画
半端な豪華キャスト(笑)で楽しい映画でした。懐かしのドン・ジョンソンをはじめとして家族たちのクズっぷりが笑えた。看護人のヒロイン、マルタ(アナ・デ・アルマス:エクアドル出身の設定)をブラジル人と言ったりウルグアイ人と言ったり、移民をディスりまくるヘイト丸出しなやつら。ネトウヨの坊やもいる。字幕の「パヨク」も笑えた。
プロットはやや無理があったもののなかなか凝っていた。せりふの細かい部分をちゃんと聴いておけばもっと謎が解けたのにと後悔しました。
作中でブノワ・ブランク(クレイグ)がピンチョンの「重力の虹」を引いていたのには驚き。彼がインテリだってことを示していたのかな?一応マルタも難解な小説の名前だということは知っているなんだよな(@_@)。
ばあちゃんがマッキントッシュ(高級オーディオ)のCDプレイヤーでヴェルディの椿姫のアリアを聴いているところもシブい(ネトレプコが歌っているらしい)。
コメントする