「切れ者スパイの第二の人生は名探偵(嘘)」ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
切れ者スパイの第二の人生は名探偵(嘘)
007は、引退後に探偵を始めたようです(笑)
ジェームズ・ボンド役で有名なダニエル・クレイグが名探偵を演じた作品。
最初の雰囲気的には、20世紀初頭の話かとも思ったのですが、現代の話の様です。ダニエル・クレイグ演じるブノワ・ブランの登場の仕方が、なんともニクイ(笑)。それにしても、イギリスの話の筈なのに、なぜだかフランス風の名前だし、アメリカ映画だし。なんだかな(笑)
コメディの要素もたっぷり含まれています。思わず笑わずにはいられません。
とはいえ、事件が単純化と言うと、そんなことはありません。意外や意外、コメディタッチながらも、最後の最後にどんでん返しがあって、ミステリー好きも思わずうなってしまう様な捻りが効いています。
捻りが効いていると言えば、ラストシーン。マルタが屋敷のバルコニーに立ち、スロンビー家の面々が見下ろされてリル様な描写は、なんとも皮肉です。
面白いですね。
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