「キャスティングが絶妙なミステリーの秀作」ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスティングが絶妙なミステリーの秀作
これは面白かった。ブリティッシュ・テイストあふれる正統派ミステリー。ライアン・ジョンソンのオリジナルだという脚本はアガサ・クリスティーに捧げたクラシック・スタイル。
総資産が1億ドルは下らないであろうミステリー作家の祖父(クリストファー・プラマー)が亡くなり、名探偵ブラン(ダニエル・クレイグ)が子供や孫、専属の看護師や家政婦を集め、死の真相を探る。
兎にも角にもキャスティングが絶妙!クレイグの探偵はメチャ渋いし、常々私より男らしいと思っているジェイミー・リー・カーティスはもはや性別判定が困難になっていたし、『ヘレディタリー 継承』でオスカー(もちろん主演女優賞)を獲ると信じていたトニ・コレットの異彩は尋常でないし、ホント突っ込みどころ満載で楽しくて仕方がない。
極上のエンターテイメントでありました。
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