「米版「犬神家の一族」」ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
米版「犬神家の一族」
SW最後のジェダイの監督ライアン・ジョンソンがアガサ・クリスティに捧げたというオリジナル脚本のミステリー。007の新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を控えるダニエル・クレイグがこんな探偵演っててええのん?という役どころでちょっと驚く。「ローガン・ラッキー」といい今作といい、「カジノ・ロワイヤル」でせっかく渋いボンドに引き戻してくれた功績、そのイメージで固まってしまうことを彼の役者本能は全力で回避しているのだろうか?ところで良くできたミステリーを達者な役者陣で描く米版「犬神家の一族」なのだ。楽しめましたが…面白いけれど監督が自分の仕掛けた術中に溺れた感が否めず、ちょっと無理があるような?しかしながらかなりの手腕である。
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