「【想像力の欠如】」ミセス・ノイズィ ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【想像力の欠如】
取り返しがつかないことにならないと、事の重大性に気が付かない人ってのはいる。
確かにいる。
僕は、こういう人は、これから事態が、どのように推移するのか思考出来ない、想像力に著しく欠ける人なんだと思う。
思ったことが、すぐに口について出る程度の人は、まだ良い方かもしれない。
リアリティ恋愛番組で、出演者に誹謗中傷を浴びせ、自死にまで追い込んだクズのネット民もそうだし、弁護士会に特定の弁護士の弁護士資格の停止を求める書き込みを送りつけるよう募り、結局、自分たちが賠償支払いに応じざるを得なくなった連中、特定のコメンテーターや、作家、タレント、記者に対して誹謗中傷を繰り返すSNSユーザーも同様だ。
この作品は、映画の宣伝の為に用意されたあらすじが、頭を抱えたくなるような書き方だし(もっと違う書き方はないものかね!?)、映画のはじめの方の展開で暗澹たる気持ちになりかけるが、あれっ、あれっと展開が変わり、大きな事件を経過して……、なかなかの落ち着きどころに辿り着く。
まあ、救われる。
映画をご覧になった人は、僕の冒頭の僕の書き込みを、なんとなくご理解いただけると思うが、想像力の必要な小説家が、想像力に欠け、身の回りの出来事をネタにして、SNSでバズらないと売れないんじゃしょうがないように思うし、キャバ嬢のお姉ちゃんが実は一番達観しているところなんかも、今を皮肉ってるようで面白い。
『今、僕のオフィスに、
「僕の見てるネットによると、今日、明日あたり地震があるんですよ」とか、
「僕の見てるネットによると、明日あたり、北朝鮮が韓国にミサイルを発射しますよ」
ということを曰うネット右翼のおっさんがいる。
彼は、オフィスに入るなり、備え付けのアルコール消毒は使わず、携帯の自分専用のアルコールで手を消毒してから、マスクを外す。
オフィスに複数スタッフがいる時は、マスクをしましょうと言ってるのに外すのだ。
それで、飲み物を近くに置いて、他のスタッフがデスクの近くを通る時に、飲み物を口に近づけて、飲んでますアピールをして、他のスタッフからのマスクしろコーションをかわそうとするのだ。
最高にセコイ。
それに、コロナは風邪だと言い張る。』
小説家の真紀のように、身近あるネタを書いてみた。
真紀のペンネーム同様、ハンドルネームだし、ただ、バズることはない。
こんな奴がいると書いて、結構、スッキリした😁
きっと、この作品は、こう云うことも伝えているのかもしれない。
気をつけなくてはならない😁
今晩は
”それに、コロナは風邪だと言い張る・・”
凄い人がいますね・・。
私は、大丈部長ではなく(すいません・・、この名前、私は絶対言われないので、気に入っています・・。)、気が短く、尚且つパワハラ大魔王と言われているので、こういう方がいる場合は、”お前はボルソナロか!!、今、大変な状況になっているブラジルの工場へ半年ではなく永久に行くか!”と、言ってしまいそうです・・。
最近、不寛容な思想に侵されつつあるNOBUでした。
では、又。
(あ、又、映画と全然関係ないコメントをしている・・。)