「【”万歳三唱” プラバースワールド全開、且つやりたい放題作品である。】」サーホー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”万歳三唱” プラバースワールド全開、且つやりたい放題作品である。】
序盤から中盤はまるで、”プラバース君のPVですか?” という感じで物語は”粗く”進む。
例えていえば、随所で大スクリーンドアップで映る、プラバース君の”決め顔”。
そして、お決まりのダンスシーンであるが、
いきなりの雪山の展望台みたいなところや、
いきなりの海岸で多くの半裸の女性の真ん中で踊るプラバース君の華麗なステップ(と、決め顔)
と、プラバース君、やりたい放題である。
架空の都市ワージーを舞台にした、裏組織集団(ボスはロイという初老の人物、で早々に部下に裏切られて・・。)と捜査チームの攻防が描かれ、プラバース君は”伝説の捜査官:顔を見たことがあるのは、一人だけ・・って”として華麗に登場。
同僚のアムリタと”あっという間”に良い関係になっていくプラバース君。で ”決め顔:くどいですね・・、けれど、くどい位に頻繁に出て来るんですよ・・。”
で、私の記憶では最も遅いのではないかと思われるタイトルロールがアップに。で、流れるプラバース君のあの低音での”イッツ・ショーターイム!”
(内心、え、今から本番???という程、長い序盤。かの面白き枕レビューで名高き猫好きの方のレビューのような長い”前置き”にまずはビックリ!)
が、ここからはVFX満載の怒涛のアクションが延々と続いていく。プラバース君も、空を飛んだり(翼があったり、なかったり・・)、色々と大変である。
徐々に(漸くかい・・)、物語の構成が明らかになって来て、マッドマックスのような、茶色い世紀末感半端ない場所での決闘シーンも見応えがある。
そして、プラバース君の真の姿が露わになり、おおこれから!というところで、”続く・・”ってもう!。
<色々と言いたい事はあるが(特に序盤)、プラバースを十二分に堪能できる作品。169分が、体感2時間位であったのは事実であるから。次回作は日本公開されるのかな?>
■蛇足
何故、プラバース君と書き続けているかは、観れば分かります。
長い枕!ちょっと吹きましたw
えー、まだ続くの?などと思った方も多いはず。あれは開始何分くらいのことだったのでしょうか。
プロットが一番面白いんでしょうけど、肉付けが多すぎ、とにかくもっと短くしてほしいですよね。