約束のネバーランドのレビュー・感想・評価
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原作など知らなくても楽しめました。
今年57本目。
実は原作があるということは知らず、明らかに日本が舞台でないことはわかるので(かつ、英単語や英語が出てくるので)、洋画(特に、アメリカ)の日本語吹き替え版?とすら思ったくらいです。元になる日本のアニメがあるのですね。
多くの方が書かれている通り、広い意味では脱獄モノにあてはまるでしょうか。
いや、むしろ、原作があることを知らないほうが楽しめるのかもしれません。原作知っていると、ここはこうなる、ああなるという部分はある程度差がついてしまうので、こういう類型のストーリーものだと、それを知らないほうが「むしろ」楽しめるからです。逆に(まだ全部見ていませんが)原作ものを知っていると、「ここはこうするんだろうな」ということがほぼほぼ見えてくるのでしょうし、そうなるとストーリーの性質上、面白さが損なわれてしまう(その分、他の要素で評価するしかなくなる)ので、そこは難しいですね。そのような事情なので、「全部予習してから見に行く」か「まったく知らずに見に行く」のどちらかのほうが良いような気がします(中途半端な状況だと、どうにも採点しづらい)。
個人的には、「登場人物1人1人に割り振られている、あるもの」に何らかのヒントがあるのかな?と思ってずっとみてました(数学的なお話)。そこはネタバレになるので「関係ある・ない」も含め、このあたりにしておきましょう。
あまりこう、あれがこうだの何だの書き始めると、一気にネタバレになってしまうので(この手の映画は論評書くの難しいですよね…)このあたりで切り上げて採点に入りましょう。下記0.3のみで七捨八入で4.5まで切り捨てています。
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・ 減点0.3 多くの方が指摘されているように、特定の子役の方の演出が不自然に過ぎる、という点は強く思いました(何かトラブルでも起きて急遽変えたの?くらいなレベル)。逆にそこからヒントを得てしまうことも可能な程度になってしまっており(「未履修」状態の方に限る)、ちょっと「別の意味で」フェアではないかな…というように思いました(観客側に帰責性がないため)。
ただ、とはいえ、このご時世、できることも限られており、最低限のクオリティは超えて出したという点は理解しうるので(どうしようもないレベルだと採点不能なレベルになってしまいます。どうしても、ミステリーものという性質上、特定の方の演出が不自然(不慣れ)に過ぎるというのは、それがヒントになる点は否定できない)、そこはまぁ難しい点はあるものの、コロナ問題も映画作者側の帰責性に帰するものでもないですし、大きな減点要素にはしませんでした(この程度)。
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流石の浜辺美波
マイナス点はちょっとだけほぼ完璧
原作とアニメを履修している状態で行きました。
すごくよく出来てました!
マイナス点を上げるとするならば
・主要キャラを演じる人の年齢層はせめて合わせたらどうか...レイは台詞も出番も多いのに1人だけ不安感のある演技(滑舌?)子供だから仕方ないのか...他の主要2人が演技上手いだけに経験値が浮き彫りになるのか...
あとエマとノーマンと並ぶと同い年とはとても思えない
・耳の発信機にたどり着くのが早すぎてびっくりした
の2点です。
それ以外は基本的に文句なし。
背景も綺麗で鬼のCGもめちゃくちゃ怖い。
ママのキャスティングと演技が素晴らしい。
ノーマンを演じている子は知らなかったのですが、かなりキャラクターに寄せてきていてすごく上手かったです。
少し駆け足感はありましたが、それはあの尺にまとめようとするとどうしても仕方のないことなので
展開も大枠は原作に沿ってさほど違和感はなかったです。
終始約束のネバーランドの世界に浸れました。
悪くはない
クローネとイザベラ完璧
板垣さんのノーマンがよかった!
原作も好きで、板垣さんも好きで見ました!
実写化不安ありましたが、まぁそれなりにまとまってて良かったです。
原作ファンの方は切り離して実写は実写だと思っておいた方が良いかと。設定やや違うので。
キャスティングは、城くんだけ滑舌とかが気になりました...そこはマイナスポイントかな。
ちゃんと調べたわけではないですが、撮影中に声変わりして、声だけ撮り直ししたらしいので、現場の臨場感が出なかったせいもあるのかもですが...
城くんだけ年齢下なのでメインの3人は年揃えるべきだったのではないかなと。城くんだけ幼い感じがどうしても...
板垣さんの演技はアニメを凄い研究されているのがよくわかりました!仕草とか凄いです。ビジュアルもコスプレ感少な目で似合っておりました!
演劇っぽかったけど、普通に楽しめました
今やれるベスト
原作既読。
今やれるベストだったのではないか!と思います。
浜辺美波さんと板垣李光人さんが演技力の面でしっかりしており、レイも健闘していましたが、あと2歳くらい上の俳優さんを起用してテクニカルなバランスを取ってもよかったのではないかと思いました。
脚本もこれ以上はないくらい綺麗にまとめていたと思います(ダイジェストにならざるを得ないため、キャラクターに感情移入しづらくなっていますが、浜辺さんたちが観られるクオリティに押し上げていたと感じました)。
北川景子さんが想像以上に良かったですね。
クライマックスは引き込まれました。
渡辺直美さんも好きでした。
美術もよかったです。世界観を美しく表現していました。
日本人がやるのならば、舞台で観たい雰囲気の作品ですね(とはいえ子役ちゃんたちがグローバルなのはよかった)。
酷評するほどではありませんでした。観てよかったです。
海外版も楽しみです。
予想外に面白いストーリーだった!
美波ちゃんや、キャストが凄かった
映画化企画自体に無理を感じた
最初に宣伝ビジュアルを見た時の直感から、もっと壊滅的な仕上がり(★0.5くらい)を予想していたため、案外よかった。
エマ役は演技の大げささが、レイ役は滑舌の悪さが気になりはしたものの、北川景子の存在感が作品的に大きく、役者的な問題はあまり感じず。
渡辺直美も、好き嫌いは分かれるだろうが、個人的にはアリ(インパクト面で人気のクローネは、誰がやっても異論、批判は出るだろうし)。
本作の問題はストーリー…というか、脱出の計画が、原作からあまりに省略しすぎなので、「ママとの攻防が淡白すぎ」「農園の警備がザル過ぎない?」って印象が強くなってしまった。
これは、監督や演出、脚本、役者の演技がどうこうじゃなくって、原作が本来心理戦と頭脳戦主体だから「尺」や「話数」「どんでん返しの連続」が必要なので、2時間1話の「映画」って手法を選択したのが原因だと思いました。
実写でやるなら、ネトフリやアマプラあたりで、潤沢な予算にて5〜6話程度の連続ドラマとかがよかったんじゃないだろうか?
キャストも白人の子供を使って、初期のハリーポッターのように「まんまじゃん」って感じで、無理に日本人が白人にコスプレしたみたいにならない方がいいんじゃないかと。
(調べたら、アマプラでそんな企画があるみたいですが)
ただ、制限のある中で作った作品と考えると、出来は悪くないと思います。
破綻せず最後まで見せた内容に、『JIN 仁』『天皇の料理番』『僕だけがいない街』の平川監督らしい技が光っていました。
最後はしんみり
全体的に良かった!
原作マンガは読んで内容も知った上で、実写化成功だと思います!
世界観も背景、建物等の大道具から小道具までしっかり原作のイメージが壊れない出来だと思います。
ただキャスティングに一部残念な点がありました。
主演を浜辺美波さんにする事で設定上、仕方ないけど年齢が引き上げられていた点。
年齢設定の引き上げに無理のある少年感漂う主要キャラが大人びた発言や捲し立てるセリフ等、至る所で違和感に苦笑してしまい、作品に集中できませんでした。
とは言え、主演の浜辺美波さんや北川景子さんは流石だなと思えましたし、渡辺直美さんは原作のイメージを壊さない程度にコミカルな感じも好感でした。
予告は無かったけど、続編の制作があってもおかしくないかなと思います。
襲撃、拘束しませんか?
2040年代のどこかの地、グレイス=フィールドハウスという名の孤児院で、秘密に気付いた2人が他の子供たちと共に逃げるべく画策する話。
目的は違うけど、映画:アイランド的な位置付けの孤児院の設定や脱出する為のアイデアや頭脳戦的駆け引き、前半の少しコミカルな見せ方やそこからの絶望感等、展開やストーリーそのものは良いのだけれどね。
基本、演者が子供たちであり、演技力を補う為か、舞台劇的だったりちょっと大袈裟だったりな演出がされているけれど、メインどころの子の演技があまりにもでちょっと残念だし、終盤いよいよ、というところで、ちょっと安っぽく能書きを重ねてテンポがぐずついてしまったし。
そのやり取りもちょっと子ども向けな感じがしてイマイチ響かなかった。
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