劇場公開日 2020年12月18日

「クオリティの高い実写映画。レイ役は本当に最悪」約束のネバーランド SAMURAI JAPANさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5クオリティの高い実写映画。レイ役は本当に最悪

2022年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

(原作未読、ネタバレなしレビュー)

さすが有名漫画兼アニメ「約束のネバーランド」です。ストーリー性はとても高く、おもしろかったです。ちょっとした伏線や「おぉ」と驚かされるような工夫があり知名度があるだけクオリティは高いなと感じました。

そしてキャストについてです。イザベラ役をつとめた「北川景子」さん。このイザベラというキャラクターにはこの方が適役だったと思います。暴力をふるうわけでもなく、精神的に追い詰める姿や、不気味なほほえみこれは北川景子さんにしか務まらない役だったと思います。

そして、主人公エマ役「浜辺美波」クローネ役「渡辺直美」そして友情出演の「松坂桃李」今までに数多くの名作を残しただけの実力があります。特に渡辺直美さんは普段バラエティにでているようないつもの感じで出演していました。しかし、しっかりと演技が加わっているからかとても不気味に見え、女優としての一面を見ることができました。

ストーリーといい、キャスティングのほとんどには文句はありません。

しかし、残念な点がひとつ。ほかのレビューでもあるようにレイ役を演じた「城桧吏」さんの演技です。すべてのシーンにおいて最悪でした。違和感を常に感じましたし、喧嘩っぽくというかつよく言いあうシーンではなんか子供が親におねだりの末にトイザらスなどでキレているような子供っぽさが異様にすごかったです。子供のやくだからいいかなと思いましたが、あまりにもひどすぎです。

レイは15歳でしたがあれだと幼稚園のお遊戯会レベルです。その辺の中学生のほうが演技はうまいのではないしょうか。非常に残念でした。

SAMURAI JAPAN