劇場公開日 2020年12月18日

「私の中でレイが一番等身大の配役だった」約束のネバーランド 月子さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0私の中でレイが一番等身大の配役だった

2021年9月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

知的

原作が元々素晴らしいので、酷評が一部ありますがストーリー展開のバランスが良かった印象。
不覚にも後半は感情移入し泣けるシーンが有りましたし、渡辺直美さんのクローネは原作を越えてそのままの"直美ちゃん"でした(笑)
そしてママ役をプロフェッショナルに演じた北川景子さんにも強く惹かれました。

ただ原作ではメイン3人は12歳なのに16歳に設定変えしたことに無理がある。レイ役の彼に子役たちもキャスティングをしっかり合わせてくれていたら、エマ(大人だし太ってる?)やノーマン(舞台並のコスプレ感)の二人だけが浮くことはなかったのではないかと思う。

漫画実写化は違和感の無さを如何に払拭しその世界観を尊重され大切に作られるかで、原作を知らない人ほど楽しめた作品だったかもしれない。

月子