劇場公開日 2020年12月18日

「漫画の実写化としては失敗」約束のネバーランド エブリナイツさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0漫画の実写化としては失敗

2020年12月22日
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鑑賞方法:映画館

個人的には1500円を払う価値はないと思った。
理由は
•説明口調が多く中だるみする
•レイ役がエマ、ノーマン役と年齢差がありアフレコである。
映像を見ていなくてもセリフだけで状況が分かる。
もう少しセリフを削り、演出で状況を観客に分からせた方が、緊迫感のあるシーンが多いこの映画には合っていたと思う。
次に、役者についてだが、レイ役に違和感があった。
これは彼自身の責任ではなく、キャスティングのミスだ。年齢を原作から改変したことは12,13歳のキャストでは難しいだろうし仕方ないと思うが、エマ、ノーマンが同年代に見えたのに対し、レイ役があまりに幼かった。
レイの役は聡明でエマやノーマンに指示する役なので、余計に違和感があった。
また、アテレコなのでどうしても演技が棒読みに見えた。
エマ役の女優さんは赤髪がよく似合って愛らしかったが、アクションシーンが少なかったのが残念だ。
個人的に渡辺直美が良かったと思う。
あと、友情出演で、ある俳優さんが出ていたが、彼は必要だったのだろうか…。
ノーマンと会話する役は老婦人だけでも可能だった気もするが。
良かった点は、鬼のCGのクオリティが高かったことだ。

エブリナイツ