ランボー ラスト・ブラッドのレビュー・感想・評価
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DIYスキルが凄い映画
見所は何と言ってもランボーがDIYスキルを最大限に活かしての闘いっぷりにつきる。気持ちいいくらいに悪者をバッタバッタとやっつけていく。とにかく物凄い迫力だ。
残念なのは髪が短くてランボーに見えない点。また今作の舞台がジャングルや山奥ではなく、メキシコの街やアメリカの田舎だったりなのでランボーとゆーよりはスタローンの通常のアクション映画を観てる感じがしてしまったのは否めない。
しかしロッキーでは「人は皆変われるんだ!」と言っていたのに対し、本作ランボーでは「人は変われない」と言うあたりにランボーとしての切なさを感じずにはいられない。
ラストではベトナム時代からのランボーの苦しみを痛感できるシーンがありグッとくるものがあった。
エンドタイトルも感動的だったが、欲を言えば「It's A Long Road」を聴きたかったな。
あまりにも救いようのないシナリオに唖然
金曜レイトショーは、1作目観たのは17歳、5作目観るのは55歳・・・
座席制限ほぼマックスにアラ還の親父達が集う(^◇^;)
ロッキーと並ぶ73歳となったスタローンの代表作ランボーシリーズ完結編
アメリカで散々だったのも納得の救いようのない惨劇は・・・
ジェイソンやフレディより残忍と言っても過言ではない。
若い子が、コレ初めて観たら200%引くの間違いないけど観ないやろねʅ(◞‿◟)ʃ
ただ・・・・親父世代は、内容がどうあろうがスタローン大好きですw
ランボーのテーマって復讐でしたっけ・・
風雲ランボー城
封切り日レイトショーで観賞
感想としては
歳を経たスタローンがランボーによって蘇る様
やり過ぎなくらい隠さないゴア表現
やっぱランボーシリーズになっておりました
シリーズは一通り観ております
一番好きなのは社会派作品だった初作「ファースト・ブラッド」
でその後のシリーズはアクションシーン主体に変わっていき
戦場で生き残ってしまい行き場を無くした戦闘マシンの
悲哀という側面が薄れていった印象でした
さて今作はどうだったか
アリゾナの牧場で縁組した「家族」のマリアとその孫ガブリエラと
「日々を生きる」元グリーンベレーのジョン・ランボー
ガブリエラを我が娘のように守る事を生きがいにしていたが
ある日ガブリエラは蒸発した父の居所を悪友ジゼルの
手引きでメキシコに見つけランボーらが止めるのも聞かず
メキシコへ向かい人身売買の組織に捕らえられてしまいます
その父親はクズで会ってすぐ罵詈雑言を浴びて
ガブリエラはショックを受けるのですが
どうも会いたいという切望感ある描写が特に無かったため
あたかも「事を荒立てるために会いに行った」
ご都合感がありました
ランボーはその話を聞き手引きをしたジゼルを問い詰め
人身売買の大元のマルティネス兄弟と対峙しますが
多勢に無勢であっという間に叩きのめされ重症を負い
同じく血縁者をこの兄弟に殺され情報を集めている
カルメンに助け出されますが治療してる間に
ガブリエラはクスリ漬けにされて危険な状態
復活したランボーはすぐさま売春宿に乗り込んで
片っ端からぶっ殺してガブリエラを助け出し
家に連れ帰ろうとしますが途中で息絶えてしまいます
かけがえのない家族を失ったランボーは
これまでのシリーズと同じく怒りの塊となり
まず弟の家に乗り込んで見張りもろとも惨殺し
兄を仕掛け満載の「風雲ランボー城」となった牧場に
誘い込み部下もろとも全員ぶっ殺します
まあそのぶっ殺しっぷりがすごいです
心臓えぐり出してやる!と啖呵を切って
本当にやる人を初めて見ました
でもこのありのままやり尽くす感じが
ランボーっぽいところではあります
戦いの果てに再び孤独となったランボー
戦友も家族も皆死んでいった
思えばランボーだけが常に生き残り
死んでいった者達のぶん怒りの復讐を
果たしてきたジョン・ランボーの人生
このシリーズでスタローンが常に表してきた事って
声にならない苦しみや怒りを映画の中で余すことなく爆発させ
その訴えを持つ人々の心を打ってきたのかなと思うところ
老いたランボーは見たくない気持ちが強かった
ですがスタローンがこのシリーズの総括を
動けるうちにしっかりやりたかったのかなと思いました
その年齢とは思えないアクションを
見せてくれたと思います
息の長いシリーズで未見の人や若い人に
にどれほどアピール
出来るかはわかりませんが
ファンなら最後のモノローグは
グッとくるものがあるはずと思いました
人殺しの達人の悲しい物語
老いてなお健在、ジョン・ランボー!
ランボー第1作を観たのは遠い昔。当時は、ランボーの行動の意味が理解できず、戦場で鍛え抜かれた肉体と戦闘スキルだけが印象に残りました。その後、テレビやビデオで何度も鑑賞する機会を得て、少しずつランボーの怒りや苦しみが理解できたような気がします。そして、以降の作品を通して、ベトナム帰還兵としての苦悩を抱え、それでも戦い続ける孤独な戦士としてのランボー像が、自分の中にできあがっていきました。そんな彼にこうしてまたスクリーンで会える日が来るとは、感無量です。
実は、シリーズ中の前作だけは未鑑賞のため、本作のどのあたりが前作からつながっているのか知りませんが、最後までまったく問題なく楽しめました。ストーリーは、平穏に暮らすランボーが、実の娘のようにかわいがって育てたガブリエラを拉致され、その奪還と復讐を果たすという、極めてシンプルなものです。シンプルであるがゆえに、序盤で描かれる平穏な暮らしが前フリにしか見えず、ガブリエラがフラグを立てたところで先の展開は手に取るようにわかってしまいますが、このシンプルさがランボーらしくて気持ちいいです。ただ、ランボーの抱える心の傷は一貫したものなので、できれば第1作ぐらいは鑑賞してから臨みたいところです。
本作の見どころは、もちろんランボーの戦闘シーン。平穏な日々を送るランボーが、ガブリエラの窮地を知るやいなやメキシコに向かうシーン、売春宿に救出に向かうシーン、自宅で復讐を決意するシーンと、一段また一段とギアが上がっていく様子がかっこよくもあり、恐ろしくもありました。老いたランボーの眼光が鋭さを増し、闘気が全身を包み、かつての彼を彷彿とさせるようでした。
ここまで彼を駆り立てたのは、怒りと悲しみから生まれた復讐心に他なりません。なぜなら、ガブリエラは実の娘同然の存在というだけでなく、ランボーにとって、人として生きることの支え、生きることの許しを与えてくれる存在、生きる意味そのものだったからではないでしょうか。そんな彼女を失ったランボーを、もはや誰も止めることはできません。自宅は、文字どおり血みどろの凄惨な戦場と化しました。トラップも殺し方もエグすぎて、目を背けたくなるほどでした。
ランボーの復讐は果たされますが、彼は満たされません。見ているこちらも満たされません。それなのに、気づけば涙が滲んでいました。埋めることのできない彼の心の穴に同情したのか、彼の行く末を案じているのか、それともこれでランボーの見納めとなる寂しさなのか…、自分でもよくわかりません。ひとつ言えることは、この作品を劇場で見ることができてよかったということです。エンディングで過去の名シーンがフラッシュバックしたときは、思わず胸が熱くなりました。できれば、BGMは「It's a Long Road」にしてほしかったところです。
最後に一言。メキシコ…恐ろしい国。((((;゚Д゚)))))))
最後のRAMBO、お疲れさまでした。
話の内容でいえば点数は3.5点くらいです。ただ最後のランボーという事で今までのランボーに敬意を払うという意味で5点を付けました。最後ランボーと言えば私の中ではやはり最後の戦場だったのかもしれません。今回のランボーは戦い方自体はランボーでしたけどロン毛を切り落としてカーボーイになったランボーは既にベトナムで戦ったランボーではない気がしました。しかし私だけかもしれませんがロン毛を切り落としたらこれ程印象が変わってしまう物か?と。ロン毛はランボーの象徴(特徴)の一つだったようにも思えます。髪の毛短くしたらロッキーというか兵士だからエクスペンダブルズのバーニー・ロスにしか見えませんでしたし個人的には髪の毛を短くしたことは失敗だったようにも思います。まあ戦い(アクション)はランボーそのものでしたけどね。というかやっぱりエクスペンダブルズなのか?なんかランボーラストブラッドをみたら最後の戦場を無性に見たくなりました。いずれにしてもジョンランボー長い間お疲れさまでした。
紛れもなく、ジョン・ランボーの映画だった
燃えたよ…、真っ白に…。
『口角泡を飛ばしての議論』とか『夜の帝王(遊び人の武勇伝というか、コロナ禍以前まではもしかしたら名誉の称号)』という表現があります。
どちらも今回のコロナ禍のために、とても肩身の狭い思いを強いられている表現です(もうすでに何処かでどなたかがおっしゃってるかもしれませんね)。そして、コロナ禍の長期化により下手をすればそのまま〝死語化〟するかもしれません。
あのランボーといえども、娘と思うガブリエラと話していると、肩身が狭いという言葉のニュアンスとは違いますが、自分の役割や居場所というものの落ち着きどころが上手くイメージ出来なくて、あんなに広い場所なのに、わざわざトンネルを掘って暮らしています。自分の生々しい経験も、今の時代では、誰にも理解されないし、歓迎されない〝死語化〟した人生のように感じていたのだと思います。
そんなランボーを襲った最大級の不幸。
だけど皮肉なことに、それがランボーに(誤解を恐れずに言うと)最高の死に場所を用意してくれたのです。リベンジの動機にしたってあんなに辛いことなのに、そして、奴らへの私的な裁きにだって高尚な要素はなにひとつ無いのに、何故〝最高〟なのか?
ランボーの最後は、矢吹ジョーと同じだったのです。
『燃えたよ…、真っ白に…、燃え尽きた…。真っ白な灰に…。』
ジョーの座っていたのは、木製の、たぶんとても安いリング用の丸椅子。
ランボーは(これもそれほど高くはなさそうな)ロッキングチェアという違いはありましたが、私にはダブって見えました。
個人的な感覚で言えば、これほど自分大好きで、見て見てっ!昔のオレも結構カッコいいでしょ❗️
と迫られると、ちょっと引き気味になるのですが、ジョーにとっての段平さんや葉子さんのように看取ってくれる存在のないランボー・スタローンが、ひとり語りで締めくくるのは仕方ないな、と思ってます。
「1作目のような感動」
帰って来た残虐非道のランボー
外出自粛解除後一発目のランボー
いや~、心臓に悪かったです(笑)
ホントに人を殺めてるようなリアル感
もうずっとドキドキで、なかなか鼓動が止まらなかった(笑)
娘さんが死んじゃったのは残念だけど、
復讐の鬼と化したランボーは凄かった!
老いても威圧感や存在感があった
娘さん亡き後に叔母さんを早めに退去させて
自宅の庭や地下を戦場に仕立てあげ、
麻薬兄弟たちをおびき寄せて
殺人トラップに次々と引っ掛かるわ
最後に麻薬兄の胸をナイフでめった斬りにして
心臓を掴み取ってポイって
いや~、爽快だったね
弓矢で正確に体の四肢を狙い撃つのもなんか笑えてきた
ありえないのがランボーだね
彼の王国で、闇の奥を見せつけられる。
2008年公開の前作がランボーシリーズの最終章の位置づけであったはずなのに、まさかの復活です。それだけスタローンの本作に対する思い入れが強いのだろうと、期待する思いが半分と、前作の残虐表現がより強化されていたらどうしよう、という不安が半分という心持ちで、作品を鑑賞しました。
冒頭、スタローンがジョン・ランボーという、自らの分身でもある傷心の英雄にどのような思いを託しているのかを、いきなり強烈な形で見せつけてくれます。
前作で故郷に戻り、遂に心の安らぎを得たはずのランボーですが、本作までの年月を、ひたすらかつての敵が行ってきたことを、たった一人で行い続けてきたのです。彼のパートナーや義理の娘はそんなランボーに理解を示していますが、それは彼女らの理解力と包容力のたまもので、端から見れば完全に狂気の沙汰でしかありません。
今回ランボーの敵となる勢力の設定は、これまでのシリーズをなぞる形で、その時々の世相を反映したものに一応はなっています。ただ問題は、これほどの威厳と貫禄を備えた70過ぎのランボーの前では、どのような敵であっても雑魚にしか見えない、という点です。最後の闘いが近づくにつれ、彼らがどこに住んでいて、どんな悪いことをしたんだっけ?ということなどどうでも良くなります。ジョン・ウィックであれば洗練された戦闘場面となるところ、ランボーならここまで血みどろになっちゃうのか、と無残に破壊されるギャング達と共に打ちのめされました。
今度こそ彼の心に平穏が訪れて欲しいですね…。
ランボーを観たぞ!!
満足感たっぷり
いつものが食べたいと思って行き、期待したものが期待した通りに出てきた。
リーズナブルな街のステーキ屋に行って、サーロインステーキを食べたような満足感!
90分ちょっと(約100分)のコンパクトな作り。
ほのぼの→理不尽→泣かせと怒り→準備→爆発大暴れ
というシリーズ基本パターンは一貫して変わらず。
1、2のような国の理不尽への反逆というニュアンスはないものの、3、4の延長にあり、怒りの感情の赴くままに単身で大虐殺という「ランボーらしさ」に満ちておりました。
脚本は粗くてツッコミどころは多いですが、いつものように怒りの感情と勢い重視で、細かいことはどーでもいいんだよ的な展開。
今回は危なげなく、一方的に惨殺していくので、ちょっとホラーテイスト。
4を超えた、屈指の残虐さ!
人体損壊、た〜のし〜
少しだけ教訓も入っていて、子どもは「大人がダメって言ったことは、ちゃんと守ろうね!」って。感情的に動くと、ろくなことにならないからね!
「ラスト」っていうけど、前回も「最後の」だったんだし、あと1作くらい作ってもいいのに。
祝!ゴールデンラズベリー賞受賞
ランボー史、完。
予告編を観て思った事がある。
ランボーが短髪なのか…。と
自分的には勝手にランボーというキャラクターは長髪のイメージがあった。
しかし本編を観て思った事がある。
冒頭からランボーの短髪が全く違和感なく馴染んでいた。家族とも。
これも自分の勝手な解釈でしかないが、長髪は孤独の象徴だったのかもしれない。家族を持てたランボーにとって、髪を切り整えて生活することは、過去との決別だったのかもしれない。
そんな大切な存在を得た男が、それを奪われたらどうなるか。
変わったわけじゃなく、蓋をしているだけ。
怒りと悲しみが頂点に達した時、その蓋が外れた時、皆が知るランボーになった。いや、戻った。
今回はジャングルや軍隊は一切出てこない。
しかし、ラストの人身売買カルテル達はもはや犯罪組織というよりは小さな軍隊に見えた。
前作同様、殺しのリアルな描写は凄まじいものの、敵のクズぶりから狩られていく奴らを見ても同情は無く、むしろ爽快感と高揚感がある。
アクションシーンはほとんどラストに集約され、前半はさほど派手なシーンは無いものの、穏やかなランボーを楽しめる。
個人的にランボーシリーズは、それぞれ一つの映画というよりは、一作目から今作まででジョン・ランボーという人生を描いてるように感じるから好きだ。
だからこそエンディングも凄く好きだった。
ありがとうランボー!
率直な感想として見応えがあった。まさにハリウッド映画といったド派手なアクション満載で観ていて気持ちが良い。
一応過去作は全て見ているが、最後に見てからだいぶ間隔が空いていても又は初見でも今作は楽しめる作品だと思う。もちろん過去作を見ている、今作を見る直前に過去作を見る事に越した事はないが、心情面を擽る事はあってもストーリー展開についていけないという事はない為初見でも安心して見てほしい。
今作はとにかく復讐心を爽快に描いてくれている。非常にバイオレンスなシーンは多く、このタイプの作品を見慣れてない人はびっくりしてしまうかもしれないが、逆にこのタイプの作品が好みの者には非常に興奮させてくれる。
早々娘のように愛してたガブリエラが早々殺されるわけだが、そこからが今作の見所である。
復讐心を明快にそして爽快に敵を薙ぎ倒す姿は手に汗握る気持ちで見入ってしまった。
ストーリー性はあってないようなもの。ガブリエラの父親の存在も大した存在ではなく、ランボーを生かしガブリエラをあっさり殺す敵の存在もよく分からない。
ランボーの戦闘をかっこよくする事を第一にストーリー性は添えてあるようなものの為、この作品を観る人はとにかく派手で且つバイオレンスな戦闘シーンを楽しんで欲しい。
最後は復讐を成し遂げる事ができ、そのままランボーも深い眠りについた。
ランボーという男の人生が幸せだったのかはさておき、一人の戦う男の生き様をこういう形で終わらせたのは非常に綺麗に感じた。
スタローンもあと何年第一線でこのタイプの作品を見られるかは分からないが、ランボーに関してはカッコいい結末を観る事ができ、そして作品の区切りを見届ける事ができたことを幸せに思う。
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