「情報伝達手段としての映画の必要性」わたしは分断を許さない ごぶさんさんの映画レビュー(感想・評価)
情報伝達手段としての映画の必要性
映画は、その性質からエンターテインメントに傾倒してしまうことには仕方がないのですが、ただ情報の伝達ツールとしての役割は未だあるべきだと思っています。
今ではTVがその性質をもっていることが多いのですが、情報がスポンサーや作り手により内容が変わらざるを得ないことはあります。純粋に作り手の思う世界を提示する、出来るというのは映画、そしてYouTubeといった媒体の方が強いのではと思っています。
映画は当然のことながら、お金を払って、そして観る手が好んで観る媒体です。
だから観客も興味がある人です。
映画監督は堀潤さん、また題の”わたしは分断を許さない”という題で、この人の伝えたいことは何か?を知りたく、映画館に足を運びました。
本で「主語は大きくなく、なるべく小さい方がいい。その方がダイレクトに伝わる。」ということを具現化した映画で、それぞれの当事者は何をどの様に考えていたか?を知ることが出来ました。
TV、報道だけではない、そこにある真実がわかりやすく伝わってきます。
いろんな観点、目線から、今ある出来事を見る必要性を改めて気づかせてくれるいい映画です。
情報伝達としての一つの方法としての映画、これを体感していただければと思います。
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