「ドンソク、本領発揮」悪人伝 柴左近さんの映画レビュー(感想・評価)
ドンソク、本領発揮
マブリーという可愛らしい愛称で親しまれてるドンソクが、愛くるしさを封印し役に徹した今作。(まあでもやっぱりほっこりするシーンもあったりはする。ほんと少ないけど)
いつものように気が優しくて力持ちの兄貴を予想していたら少々面食らうかもしれない。
しかしそういう人は今一度ドンソク兄貴の身体や面構えを見直してみてほしい。どうみても、悪人の方がシックリくる部類の見た目なのである。普通に兄貴が街を歩いてたら、近づく人はまずいないだろう。
そんな兄貴が、満を持して悪人を演じた。今までも悪人を演じてこなかった訳ではないが、今回は殺人鬼を叩きのめそうとする極道の首領!そのビジュアルの説得力たるや、正に圧倒的! ほっこり人情ものに主演しているマブリーも好きだけど、やはりホームグラウンドはノワール!むさ苦しい漢たちの中で、血みどろになりながら己の欲望の道を突き進む姿に観客は爽快感を覚えるのだ。
ストーリーは娯楽度MAX🤩
ドンソクパンチの威力もMAX👊
エンディングの後が気になる度MAX😧
今作のもう一人の主人公の刑事さんを完全に食ってしまっている 。
今年10月から日本でも公開される「スタートアップ!」ではおかっぱ髪の中華料理屋のおやじを演じ、
公開を来年に控えるのMCU映画「エターナルズ」にギルガメッシュ役で出演決定と、マブリーの快進撃はまだまだ続く。
今、めちゃくちゃホットなナイスガイ、マ・ドンソクを要チェックだ!
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