フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のレビュー・感想・評価
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看守役のレア・セドゥが美しい
新聞社のフランス支局で、国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く切り込んだ記事で人気を集めているフレンチ・ディスパッチ誌。編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.が死亡し、遺言で廃刊が決まり、最終号を作る話。
この会社には、自転車レポーター、編年史家、エッセイストなど才能豊かなジャーナリストたちがそろっていて、彼らが記事を書くのだが、殺人犯の画家が女性の看守(レア・セドゥ)に恋して裸体をモデルに絵を描くシーンが一番エロかった。
その他、ストップアニメがあったり、モノクロだったり、絵は綺麗なのだが、イマイチ理解が追いつかず、眠気を襲われウトウトしてしまった。
フランスの話なのに英語とフランス語の混在も意味が解らず、誰かに解説してもらわないと自分には楽しみ方がわからない。
そんな作品でした。
もう、、堪りません!
今回 ウエス・アンダーソンが関心を持ったのはフランス世界
そこに集う超名優陣とアニメーターに依って作られた3章の絵本
中でもロマン・コッポラが書いた冒頭の物語
グスタム・クリフトを彷彿とさせる収監中の画家(ベニチオ・デル・トロ)とレア・セドゥ演じる看守との愛 が秀逸だ
ここにペギー・グッゲンハイムらしい富豪が訪れ刑務所の壁に描かれたフレスコ画を壁事、買い切る ロマン・コッポラの脚本は普段のアンダーソン節にない春琴抄のようなラブストーリーを醸し出している。
第二章、第三章もまた異なる味わいで堪能させる。
私は映画をTVで観るのは好きでないが、この映画だけはBlurayを買いたい。
無人島に持って行く1枚を問われた時の為に
お洒落かつ、作り込みの細かい、色彩鮮やかな「映像を楽しむ」作品。映画館で観る人は既にセンバツされてます。【後半iPadの都合で重複尻切れトンボですみません。】
この作品の監督。「グランド・ブタペスト・ホテル」の美しくて細かい(ただしストーリーは忘れた)
映像が印象的だった。要するにカラフルでお洒落。DVDも買った。でもストーリーは覚えていない。
その延長線上にある、色彩美しく、作り込みの細かい「映像を楽しむ」作品。
ただし、アメリカ映画でアメリカ系の雑誌が舞台なのに、英語が主でフランス語が従で混在。
製作陣、俳優で純正フランス人「レア・セドゥ」くらいしか、あと原案者と警察署長役、音楽担当ぐらいだから
致し方ないのかも知れないけど、フランスが舞台で英語が主ってなんか変?
【最後、iPadの都合で尻切れトンボで重複します。】
でも映像のオシャレさを体感する作品であって、細かいストーリーは追わない方が良い。
刑務所と警察はわかったけれども、学生運動、たぶん1970年台の学生運動のエピソードは
ちょっと難易度高いです。ストーリーの理解に拘泥しないこと
刹那の映像美を楽しむことが肝要です。それがウエス・アンダーソン。
洗練、お洒落、ストップモーション多様で最後はアニメの賑やかな映画
とにかくカラフル。雰囲気が良い。
特筆すべきは、この作品「観客の質、品性」が良いらしく
連れできた客も散見されたが、映画の予定時刻の10分前くらいに
予告編の映像の段階で、話す客が一人もいない
普通、着席時に若干ざわつく奴いるもんだけれども
「シーン」と、図書館の自習室のように静か、
当然定刻後、10分以上予告編が続くのだけれども、この作品
定刻すぎて入ってくる「遅刻」の人がゼロ。
昨日甲子園のセンバツ野球、選ばれたけれども、
この作品の観客も、明らかに「センバツ」された精鋭であった。勿論眠る人などいない。
明らかに「呪術廻戦」と客層が違う。「呪術廻戦」はそれはそれで良い映画であるだろけど・・
その中で結構意外にもツボなのが(裸は多分うまくモデルの代役はめ込んでいると思う)
が、看守役のレア・セドゥの制服姿が結構エロのツボをついている。
007ではあんまりイケてなかったのに・・不思議
アメリカの都市部の洗練とパリの洒脱が合体。
細かい作り込みが賑やかで、色彩で魅せる。美術作品と考えても良い。
古き良き、アナログ時代の活字文化、奇想天外なエピソード。
そう言えば、若い頃「ぴあ」にせよ「文藝春秋」にせよ雑誌発刊日、ワクワクしたよねぇ。
今は活字自体あまり読まないけど。
ただし、細かいストーリーに固執してはいけない作品。
刑務所と警察はわかったけれども、学生運動の1970年代くらいは、チョツトストーリーが難しい。
あとアメリカ映画で、アメリカ系の雑誌なのはわかるが、フランスの雑誌なのに
登場人物、フランス語と英語が混在。どっちかというと英語。
そりゃ前述の「レア・セドゥ」が
どうか一時停止させてください
フレンチ・ディスパッチという雑誌の記者たちが自分の取材した話を語る1つの雑誌を読んでいるかのような映画。
この映画全体が雑誌のような章構成、見出し、デザイン。綺麗な画にそれぞれの記者が語る取材内容がどんどん進んで行くのでこれ絶対字幕の時点でもうアカンやつと思った。1画面の情報量がとてつもないので何度も一時停止したいと思ったし、これ家でDVDでゆっくり楽しむのが良いやつ。絶対DVD出たら買う!
この映画は雑誌みたいに、基本画面を楽しんで興味あるところだけ聞く(読む)ぐらいの楽しみ方だと思う。だから、全部を細かく追えなくても自分の好きなところを重点してみたっていいのよ!と、途中何度もウトウトしかけた言い訳をしておく。
雑誌を好きな芸能人目当てで買って他のページ全く読まないことあるように、ティモシーが好きな人はそこだけ集中して他寝てても良いよ(笑)(この発言なんか誰かに怒られそう笑)
そんな私の一番好きなシーンはシアーシャ・ローナンが目を見せるシーン。ほんとちょっとしか出てこないけどあの綺麗な青い目でこの役がシアーシャ・ローナンなの納得。あとは、ずっと鳥小屋に閉じ込められてるウィリアム・デフォーにカーテン開けられて悲鳴をあげるティモシー大好き。
あとはウェス・アンダーソンの作品は前作の『犬ヶ島』しか見たことないんだけど、同じような構図で色んな人が絶妙に動き回るのを今度は人間でやっててクレイジーだなと思った。ストップ・モーションも地道に調整する途方も無い作業だけど、まだ自分で調整できる。それを生きてる役者にやらせるの鬼ですね。
オシャレで面白い、けど
コロナで公開がノビノビになっていたから当然かもしれないが、この凝った邦題(原題は単にThe French Dispatch)で配給会社のチカラの入れ方がわかる。それに乗って観客も普段は映画館に来なさそうな人が多かったような…?
この監督の作品は、小ネタが多すぎて内容が入ってこない。今回も、囚人の画家の話と学生運動の話と警察官の話が、結局何なんだったっけ⁈ となる。ジャーナリズム讃歌という説もあるが、何かが言いたいというよりも「オシャレでしょ、面白かったでしょ」という感じ。豪華キャストなので、観客としては誰がどこに出ているかを見つけるのが仕事。クリストフ・ヴァルツなんか一瞬だった。
玉手箱のような…というより新聞の話だから絵巻物の様な映画というべきか。カンザスは『オズの魔法使い』を連想させるけれども、何故パリが「アンニュイ」になる?
①上映時間108分なのに2時間以上有ったように思った。記事の内容に合わせて万華鏡の様に変わるエピソードに豪華俳優陣の共演と飽きさせないが、演出が一貫して同じペースなので途中でややだれるところもある。②エピソードでは、ティルダ・スウィントンの記事とフランシス・マクドーマンドの記事とが同じくらいに面白い。ティルダ・スウィントンが醸し出す鮮やかで且つ何処と無く面白い存在感は相変わらずだが、本作ではそれ以上にフランシス・マクドーマンドの好演と存在感とが際立っていた。ティモシー・シャラメと肉体関係を持ったという設定も可笑しくないほど中年女性の色香を無表情の中にも漂わせるところはさすがに巧い。③独自で主演を張れる俳優たちがチョイ役も含め次々と登場する豪華さも嬉しい!レァ・サドゥは本当に全裸になったのだろうか?アンジェリカ・ヒューストンは何処に出てた?
情報量が多いぜ!(褒め言葉)
ミザンスフェチには堪らない
特にお気に入りミザンスは
2段ベッドのボーイズたち
一瞬一瞬の映像の「うわ良い」って情報量が多いため、
字幕をどれだけ速読できるかがカギとなる。笑
だからめっちゃ疲れたわ。
いい疲労ではあるけれども。笑
なるほどな、と。
ウェスアンダーソンの映画は
英語を耳で理解しながら、画面(字幕以外の)に集中できることが必要不可欠。
(フランス語→英語の翻訳字幕の配置も
めっちゃ気持ちいいので、そっちに気を取られてたら
日本語字幕 追うのも大変になるし、笑)
そこまでの英語力がない私は、
迷ったけれど
ひとまずストーリー理解に徹することにした。
(字幕を追った)
よって隅々まで映像美を
じっくり味わい切ることはできなかったので、
2回以上は見なければならないこと決定。
良い意味で、目と頭と耳が、大変忙しい映画。笑
この雑誌は売れないかも
1 架空の街の雑誌社が発刊していた雑誌。その最終号を飾る架空の記事を映像化したコメディ。
2 雑誌の編集者や雑誌社のある街の来歴を紹介するところが導入部。人物がどこか紙芝居的で動きやセリフが少なく、多くはナレーションで進行していく。あえて誌面風の映像にしたのだろうかと思ってしまう。このテンポがほぼ全編続く。映像化された3つの記事は、美術、政治、食をテ−マとし、ドラマはいずれも大掛かりなセットを組み、映像はコマ落としやアニメ−ションなど編集や作り方は凝っている。記事の時代背景が何故か50年代から60年代辺りで、人物や状況設定が、囚人の画家だったり学内で当局などと対立する学生運動、警察と暗黒組織との闘いと多様。与太話として徹底していれば面白くなったと思われるが、テンポが独特で、スト−リ展開も芸術映画風なところが急にドタバタになったりとト−ンに一貫性がなく締りがない。そして、残念ながらコメディとして、笑えるところはなかった。もっともこの映画をコメディとして捉えた自分が間違っていたのかもしれない。
3 この映画では、雑誌社内部の色使いや遠近法を活かした画作り、囚人画家の話のドラマ性は良いと思った。また、架空の雑誌の記事の映像化は面白い着想であり、中身はともかくとして映画全体の構造にはウェスアンダーソンの才気を感じた。
4 俳優では、学生役のティモシー・シャラメとジャ−ナリストのマクド−マンドかいかにもそれらしい役どころで印象に残った。
あんなきれいな青い瞳って
シアーシャしかいないと思ったらやっぱり彼女。なんと贅沢な使い方!
ティモシーとかティルダとかもうなにがなんだか・・・・
レア・セドウってなんか脱ぎ何処(映画)間違えてるんじゃないかというのがフランス人ぽくて好き。
予告見てたらどんな破天荒な映画化と思ったけど、意外と面白かったし眠くなる要素なかったです。
ケッタイな映画だわ。
観る人にとっては評価の分かれる作品だと思う。「グランドブタペストホテル」、「犬ヶ島」の2作品も鑑賞して面白かった記憶がある。今回も楽しめれるかなと期待していたら、2回寝てしまった。
66歳になった私には付いていけない映画になったかもしれない。
1960〜1970年代にかけてのアンダーグランドの世界の雰囲気がある。ちょっと懐かしかった。監督のお遊びのスパイスが効いた作品だ。
クセ強雑誌のクセ強記事をクセ強に映像化
もちろんこのクセはウェスアンダーソンが放つクセなので心地良さや高貴な気持ちになれるクセである。
クセが強い記事の取材録的なものをそのまま映像化していくような作品。
ただ、そのエピソードのクセが強いため途中何度もついていけなそうになった。
しかし、ただウェスアンダーソンの世界観にどっぷり浸かることができる作品であった。
美術展にある薄暗い部屋で淡々と流れる動画作品のようなアート性が強い作品と思った。
※映画館へは薄着で行くことを推奨します。
話についていけず、うとうとしてしまう鑑賞者も多くない作品のため、眠る人々の高まる体温で、館内の気温が高くなりがちです。
鑑賞中に暑さを感じる可能性が高いので薄着で臨んで欲しい作品です。
イラストとグラビアのセンスがいい雑誌
ウェス・アンダーソンの才気と茶目っ気が,ページの隅々までたっぷりのコメディです。雑誌創刊者の追悼号の三つの記事が、そのままストーリーになっていて、モノクロ、カラー映像、イラスト、アニメーション等、遊園地みたいな画像満載で、字幕の位置すら雑誌のレイアウトを意識しているのが楽しいです。一方で、記事に当たるストーリ部分が、独特で脱力的な展開をするんで、すんなり入れず強烈な睡魔に襲われることもしばしばで悔しかったです。役者さんは、ファミリー総出演の中、ダントツでレア・セドゥですね。
台詞が多過ぎるのだと思う。
延々字幕を読まされた、心地好いアナログセンスに浸りたいのに。
ゆえにビッグ演者陣の出オチで笑かすワンパターンに直ぐ飽きた。
雑誌でなら面白いかもな事柄を態々映画にして分かり辛くした感。
尤もらしいがツマラン。
Lセドゥーのあのシーンだけは絶大に支持するが。
字幕を観ていると見逃してしまう!
やっぱり期待を裏切らない、ウェス・アンダーソンの世界感。10作目にして、満載。
じっくり鑑賞したいが、字幕が多く追っかけているので大変!
描写を観ていると、文字がついてこない…。
っと言うことで、DVDや配信されてたら、もう一度観ようと思います。
😁ストーリーを追うより、映像を楽しむ❣️が、精一杯😁
みんなが待ってた💖💖💖💖💖
やっと、やっと、のウェス作品です😂
見終わっての第一感想は、
全カットのスチール(写真)集が欲しいです!
ストーリーに頭が入り込めない😂
次から次に現れる画面に、目がついていけない
で、今回はストーリーは、パスしました!
なのに、
画面を見切れない!追いつかない!(残念)
雑誌編集部(才能集団)の全容を絵にしようとしたら・・・こうなっちゃった感です。
でも、アメリカ雑誌じゃなくてフランスだね。
全編に出てくる挿入画(イラスト)も大好き😘
漫画も新しい。
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