フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のレビュー・感想・評価
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ポップでシニカルなフレンチムービー🎥
あーだこーだ語れるほどウェス・アンダーソン監督の作品を観てるわけではないし、この映画の良し悪しについては正直よくわかんない。
でも「ウェス・アンダーソンらしさ」というのは嫌でも感じるし、ジャケ写(って映画でも言うのかな?)のキュートさを見るだけで興味津々💓
グロテスクになりそうなシーンは華麗にアニメにスイッチ💡そしてそのアニメがまたフランスアニメの『タンタンの冒険』チックで素敵✨✨✨
お話の内容がどーこーというよりも買ってきた福袋を開けるときの『何が出るかな?』的な楽しさを楽しめた作品でした💕💕💕
余談)
売店でパンフレット購入する人の多さに驚いた😊
ザ・ウェス・アンダーソンな作品
ワンシーン見ただけで「あ、これウェス・アンダーソンだ」と分かる。
絵作りのこだわりと面白さは、この人独特のもの。
映像のワクワク感と散文的な脚本は、昔よく見たフェリーニ作品を思い起こさせる。
名優が次々と出てくるのに驚いたが、この監督がリスペクトされてる証だろう。
良くも悪くもフランス文化の詰め合わせ的な作品
待ちに待ったウェス・アンダーソン監督の最新作。フランスの架空都市を舞台に紡ぐ、アメリカ人の名編集長vs3名の一癖も二癖もある精鋭記者達。
とは言っても、この映画はこの名編集長がおっ死ぬところから始まります。編集長の他界による名雑誌の廃刊。顔を合わせる名物記者達と、彼らによる編集長との絆エピソード。そんな感じです。
ただ、この記者達。フリーダム過ぎる。
三編のオムニバスで仕上がる作品ですが、内容としては
①女性記者と天才画家のスキルを持つ囚人
②女性記者と学生活動家
③男性記者とコック
ですね。
記事をただつらつらと読み上げるのではなく、3人の記者達による追想が①シンポジウムのプレゼン③インタビュアーとのトークというようにテイストを変えています。
ただこの追想について、お前のプライベートストーリー別に要らんやろとツッコミ入れたくなるほど、かなりに私的なエピソードがぶっ込まれてます。
挙句の果てには、取材対象者と寝たホテルの宿賃も経費で落とそうとしたりします。日本の場合はどうかは知りませんが、この名物編集長は記者達に甘いので、普通に経費として計上してました。ええんかそれで。
なお、登場人物は相変わらず豪華です。ウェス監督作品常連のオーウェン・ウィルソンに重鎮ビル・マーレイ、エドワード・ノートンにティルダ・スウィントンと来て果てはレア・セドゥです。
ちなみにレア様については絵のモデルなのでフルヌードの場面がありますが、佇まいも鍛え方も完全にアスリートです。惚れます。看守役なので九割方無表情ですが、英語とフランス語の超速切り替えとたまに出る蹴りがかっこいいです。惚れます(二度目)。
ただウェス作品として初見の人に勧められるかというと、結構人を選ぶ作品だと思います。ビジュアルは相変わらず絵画的な面白さがありましたが、肝心な内容については、フランス文化=享楽的で芸術至上主義、そして刹那主義という括りを許せるか許せないかで、この映画の賛否が分かれるかと。
うん。うん。
アートワークのかわいさと予告編に興味津々で鑑賞。
まさに新聞を鑑賞する感覚?
序盤のベニチオ・デル・トロに持ってかれまいとするも、終盤からのウィリアム・デフォーとエドワード・ノートンのムードにやられたってゆー。
でもってエンディングでは、何か腑に落ちたんですよね。
うん。面白かった🙆♂️
斬新
いやあ、、、
モノクロのレアセドゥは怖いくらい美しかったですな。
モノクロだからこそ際立つ、唇の形、その美しさ
ただただ、それに浸る
あとシアーシャローナンのアレだけに色付けするその心意気
堪らんでしたな
あのシーンだけ巻き戻したかった、、
にしてもストーリーとか語るのはちょっと無意味で、
まるで雑誌を読むのと、同じような時間が過ごせたっていう感じです
どんな人間も魅力的に写すウェスの才能
今回の映画は、ウェス・アンダーソン監督の良さが全面に出ている。緻密に作り込まれた世界観とデザイン、キャラクターもいい。
彼の才能は、どんな人物でも魅力的に写してしまうところだと思う。そういう愛に溢れた、肯定感がある気がする。
もはやレアセドゥ映画
ファンタスティックMr.FOX、グランドブダペストホテル、犬ヶ島が好きなので観てきましたが、今作は眠気との戦いでした、、
ここ最近の中では、より映画的なIQを求められる作品だったのかなと思います。
私はなにより彼の作品のシュールさが好きなので、今回はまるで刺さらず、琴線に触れるものがなく残念でした。
ただ一つ、レアセドゥのヌードは本当に美しく、素晴らしかったです。それ以外はもうあんまり覚えてません。すみません。
独特の世界観、キャラクター。ウェス・アンダーソン監督の持ち味がこれ...
独特の世界観、キャラクター。ウェス・アンダーソン監督の持ち味がこれでもかと盛り込まれた作品。
好みは分かれるが、趣味が合えばブッ刺さること間違いない美術や服飾にニヤニヤが止まらなかった。ただ難点を挙げるなら、画面の情報量が多すぎて字幕を読めない。字幕を読もうとすると画面が追えない。複数回視聴確定の本作である。
白黒パートとカラーパートが次々と入れ替わるので、本当の雑誌を読んでいるような錯覚を覚えた。映画では初めての体験だった。
あー、楽しかった!
ウェスアンダーソン、新作が楽しみな監督の一人です。
すべての場面がポップでキュートで、カラフルで、モノクロで。映像観てるだけで、気持ちが良くなるんです。こんなステキな映画を撮ってくれる監督さんが存在するだけで嬉しいです。
フランス語と英語の対話や、画面に出てくる色んな文字、登場人物や場所の名前など、もっとじっくりみてみたい。もう一度みてみようかな💕
雑誌を読んでる感覚になれる映画
固定的な主人公は居らず、短編で人物にスポットを当てていく展開•構成で新鮮でした。まず架空の世界をあんな現実みたいに描くの面白いなあと。
途中アニメに切り替わったりするシーンもあり洒落てて素敵でした。
普段、私だけかもですが、雑誌を読むときそんな参考書でもないから、神経尖らせて読まないし、雑誌をぺらぺらと、ふわふわと読んでる感覚で見れました。
気づきと慣れが必要かもしれない
おフランスの雑誌社のお話だからだと思うけど
笑いもおフランス的っていうか…
アナタにこのジョークがわかって?フフンみたいなお高くとまったコメディのように感じて最初はさっぱりだった
感想は
1部…シモーヌええカラダしとるなぁ😃(スケベ)
2部…ヘルメットええニップルしとるなぁ😃(スケベ)
くらいだったのだが
3部くらいからようやくなんだか感じる部分が増えてきた
あぁなんかわかってきたかも😃って感じ
特に各部の終わりに編集長とおっさんの語りが入るけどあそこに吉本新喜劇的というか繰り返す事で期待させる笑いというか『ズレた発言を楽しみに待つ』みたいな感覚を覚えた
なるほどこれがおフランスの笑いかと思ったが
これアメリカの映画じゃん!!
たしかにずっと英語だわ笑
こりゃヤラレタ😃
情報量の多い映画で最初は大変だったけど
途中から雰囲気を楽しめるようになりました
ゲラゲラ🤣ではなくクスッとなる笑い堪能しました
ちなみにお気に入りはネスカフィエと大男です
全く関係ないけれどポスターみて
エレベーターアクションを思い出しました笑
わかる人いるかしら
動いている絵本みたい
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
なんて長いタイトルなんだ!笑 最初はそんな長いタイトルに引かれて見ようと思ったけど、予告を見て単純に興味がすごく湧きました。これ、多分自分が好きな映画だと。予想大的中でした。めっちゃ好きでした。
昔懐かしくてオシャレで絵画を見ているかのような気分になる映画。冒頭から独特な世界観を放ち、この映画が好きな人は多分開始1分からハマると思うし、逆にここでハマらない人はついていけないかも。エピソード0に当たるのかな?そこからもうキレっキレでカッコイイ。未だかつて無い!ってよく言うけど、本作は未だかつて無いを詰め込んだそんな作品でした。
予告だけではどんな映画なのか全くわかりませんが、超簡単に言えば雑誌編集の話です。と言っても、「騙し絵の牙」のような編集者の戦略的な話ではなく、雑誌の中身の話がメインです。3つのエピソード+αで構成されていて、オムニバス映画っぽい。
1つ目は美術・ファッション、2つ目は政治運動、3つ目は食でどれも同じ映画とは思えないくらい作風が違う。でもどれも編集者の想いが詰まっていて、ビル・マーレイ演じる編集長に譲れないものやアピールポイントを話すシーンはクスッと笑える。個人的には2の政治運動は全然ピンと来なかったが、1と3は大ハマり。特に3のアニメーションには鳥肌モノ。テンションバチ上がりましたし、可愛くてうっとりしてしまいました。
雑誌の中身は編集者が体験したことや聞いたことを文にしている。一面白黒の文字だらけなんだ。ってことは、モノクロで撮らなきゃ!となる監督の発想がすごい。美しい絵や大きな出来事、美味しそうな料理には目立つ様にカラーとなる。そのカラー映像も少し古臭いというか、雑誌のような肌触りのカラーリングというか、なんだか絵本みたいな雰囲気があるんです。あまりにも大胆で魅力的。これまたエピソード3の銃撃戦は白黒が上手いこと生かされていて、心がとても踊りました。マジで好き、この演出。
正直、かなりハイスピードで情報量が多く、字幕を追いかけ続けなければいけない日本人としては、とてもじゃないけどストーリーを一度で理解することは不可能です。大まかな内容はもちろんわかるけど、エピソード2なんか結局何が言いたかったのかサッパリでした。それもあってか2はあまり面白く感じなかったです。
でも何度も言うように、映像美や雰囲気、ストーリー構成に音楽、ファッション、カメラワーク、世界観、動いているのに写真みたいで、ほんのりと紙の匂いがする気がするこの作品は、ストーリーを取り除いても見どころが沢山ある映画です。1回目は何となくのストーリーを把握し作品の美しさに酔って、2回目からはもっと色んなところに目を向けて噛み締めるように味わっていきたいなと思う、そんな映画でした。
ライダーズ・オブ・ジャスティスを見て、今月の洋画ベストはこれだ〜!と4日前に思っていたのに、あっさりと越してきました。ちょっとこれは流石に2回目映画館で見よっかな。個人的にはたまらない作品でした!
もう、レア・セドゥ
ああ、レア・セドゥ
監督お得意の、オシャレで可愛い画面構成や色使いと、シニカルなジョークは相変わらず健在…というより更に磨きがかかってる。
カメラが平行移動すると完成する構図とかも面白い。
ただ、それを観賞していると完全に物語に置いていかれてしまう。
…レア・セドゥ
映画を雑誌に見立てたオムニバス形式で、有名スターがあちこちに現れるのも、言葉の情報が多すぎてすべてを追いきれない。
最初のチャプターが終わって、ティモシー・シャラメが出てきた辺りで私は諦めてしまった。
まあ、あとは画集や絵本を眺める感じでエンディングへ。
ああ、それにしてもレア・セドゥですよ。
冒頭の「あれ?これ、まさかレア・セドゥ?」でびっくりすると同時に、「なんと素晴らしい…」と思っていると、今度は制服に身を包んでのクールビューティーぶりがまたグッとくる…
どちらかというと幼い顔立ちだし、これまでもそんなに気にしてはいなかったのだが。
これは嬉しい発見でもあった。
5
変わった着想の映画
2022年劇場鑑賞32本目。
ある総合情報誌の記事を各項目ごとに映像化するという変わった試みの映画。演じる俳優陣も見たことある人が数多くいます。
最後の話は三池崇史監督のある作品と同じ手法をとっていたのはインスパイアなのか奇才ゆえの偶然の一致なのか・・・。
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