「編集長を追悼する映画」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 Oriさんの映画レビュー(感想・評価)
編集長を追悼する映画
クリックして本文を読む
映画冒頭で宣言された通りの追悼映画。
編集長が亡くなって、あんなこともあったねぇと回想する記者たちに混ざったかのような。編集長の人柄を思い温かく切ない気持ちになった。
追悼としては、3つ目のエピソードが重要だった。鶏小屋から好待遇で助けてくれた編集長。
脳内ドックイヤーなど、おもろい言い回しも3つ目のエピソードが1番かな。
1つ目はアートの話。
2つ目は学生運動の話。記者の寂しさにぎくっとした笑「僕も君が初めて。彼女を除いてね」に隣の席の人がふふってしてたなあ。
ウェスアンダーソン監督作品は役者の演技まで明らかにウェスアンダーソン監督とわかる。エンドロールまでこだわりを感じる、ウェスアンダーソン作品でした。
追記:グランドブダペストホテルのように刺客に追われたり脱獄したりずっと続く緊張感はなく、本を読むような感覚。雑誌の映画だもんな。
コメントする