「久しぶりに寝てしまった」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 熱帯雨林さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0久しぶりに寝てしまった

2022年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

雑誌の記事のジャンルごとに章分けされた映画。レア・セドゥーの出てくる、あの刑務所での絵を扱った芸術部門の章は、完全にストーリーを追えるわけじゃないけど面白いじゃないか、映像も洒落ている。絵筆が画面に向かって飛んでくるところなど、上手い構図で撮っているなぁと思いながら鑑賞開始。が、次の政治の章のは何が言いたかったのか理解できず。しかし、まあなんとか最後まで見終える。ところが、最後の食の章ではついに寝てしまったわ。本当に久しぶり。ずっと寝ていたわけではないけれど、この章については全くストーリは覚えてない。

全編、絵が綺麗だったし、芸術の章は面白かったりで、星は少しオマケ。こういうのが好きな人も一人で観に行く映画なのだろう、また浸れる人は浸れるのだろうな。ところで、レア・セドゥーの映画登場シーンが素っ裸だったのには驚いた。映倫もこういう全くエロさを感じさせない映画なら完全露出も許すのだろうか?それとも方針が変わって、良いことになったのだろうか。

熱帯雨林