「玉手箱のような…というより新聞の話だから絵巻物の様な映画というべきか。カンザスは『オズの魔法使い』を連想させるけれども、何故パリが「アンニュイ」になる?」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0玉手箱のような…というより新聞の話だから絵巻物の様な映画というべきか。カンザスは『オズの魔法使い』を連想させるけれども、何故パリが「アンニュイ」になる?

2022年1月29日
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鑑賞方法:映画館

①上映時間108分なのに2時間以上有ったように思った。記事の内容に合わせて万華鏡の様に変わるエピソードに豪華俳優陣の共演と飽きさせないが、演出が一貫して同じペースなので途中でややだれるところもある。②エピソードでは、ティルダ・スウィントンの記事とフランシス・マクドーマンドの記事とが同じくらいに面白い。ティルダ・スウィントンが醸し出す鮮やかで且つ何処と無く面白い存在感は相変わらずだが、本作ではそれ以上にフランシス・マクドーマンドの好演と存在感とが際立っていた。ティモシー・シャラメと肉体関係を持ったという設定も可笑しくないほど中年女性の色香を無表情の中にも漂わせるところはさすがに巧い。③独自で主演を張れる俳優たちがチョイ役も含め次々と登場する豪華さも嬉しい!レァ・サドゥは本当に全裸になったのだろうか?アンジェリカ・ヒューストンは何処に出てた?

もーさん
大吉さんのコメント
2022年1月31日

ナレーターだったみたいです。
私もわかりませんでした。

大吉