「クセ強雑誌のクセ強記事をクセ強に映像化」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
クセ強雑誌のクセ強記事をクセ強に映像化
もちろんこのクセはウェスアンダーソンが放つクセなので心地良さや高貴な気持ちになれるクセである。
クセが強い記事の取材録的なものをそのまま映像化していくような作品。
ただ、そのエピソードのクセが強いため途中何度もついていけなそうになった。
しかし、ただウェスアンダーソンの世界観にどっぷり浸かることができる作品であった。
美術展にある薄暗い部屋で淡々と流れる動画作品のようなアート性が強い作品と思った。
※映画館へは薄着で行くことを推奨します。
話についていけず、うとうとしてしまう鑑賞者も多くない作品のため、眠る人々の高まる体温で、館内の気温が高くなりがちです。
鑑賞中に暑さを感じる可能性が高いので薄着で臨んで欲しい作品です。
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