「可愛らしくて良い映画。」街の上で 春さんの映画レビュー(感想・評価)
可愛らしくて良い映画。
下北好きには堪らない、私も恥ずかしいから大きな声では言えないけれど下北沢が体現するあの文化にはとても惹かれてしまいます。
主役の青くん、情けなくも可愛らしく言動に面映ゆさは感じるけれど感情移入して観賞出来ました。
個々のシチュエーションも楽しく、特に青くんと学生映画のスタッフの女の子の自宅での会話劇とその落ちはニコニコして観る事が出来ました。
でも、青くんとその元カノのユキさん、映画スタッフの女の子とその元カレ、さらに行きつけのBARのマスター総勢5名による道端での会話劇はあえて演出しているとは思いますが、単にイライラするだけだったし。その後のユキさんと警察官との会話後のユキさんの気付きに関しては、無理やり感が強くて何だかスッキリせず。まあこんな感じのノイズは盛り沢山ではありましたが、全体的には観て良かったと思える映画ではありました。
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