「下北沢らしい舞台やガジェットが楽しい男女の群像劇」街の上で 五所光太郎(アニメハック編集部)さんの映画レビュー(感想・評価)
下北沢らしい舞台やガジェットが楽しい男女の群像劇
古着屋、古本屋、お洒落カフェ、自主映画撮影……若者のサブカルの街・下北沢らしい舞台やガジェットをふんだんに使いながら、1人の青年と4人の女性たちの群像劇が描かれます。恋愛要素もありますが、あっさり目な印象で、ふだん見落としがちなちょっとした心の変化や何気ない会話が丁寧にすくいとられています。長回しが多くて演劇っぽい雰囲気があり、終盤の17分ワンカットのシーンがとても心に残りました。
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