「彼女たちはやりすぎた…」ハスラーズ　瑞さんの映画レビュー（感想・評価）

4人でこっそりやっていた時はまだよかった。でも、どうしても欲が出ちゃうよね、人間て奴は… リッチな部屋に毛皮やブランドの大きなバッグ。人を増やして、薬まで作ってと、どんどん暴走していった。中にはいい気味と思えない人もいて、お金を返してあげた方がいいのでは？と思った。デステニーは、まともな職業に就こうとしてもなかなか叶わず、かわいそうだと思った。彼女は頭もいいし、就職さえできたら、立派にこなせたはずだ。ラモーナは姉御肌で、みんなを引っ張って行ってかっこよかった。演じるジェニロペは50歳を物ともせず、ポールダンスを華麗にこなし、頼もしかった。まさに適役！　やっぱ、しおらしくて、健気な女なんて彼女には似合わない。こうでなくちゃ！　まるで姉妹のような二人だったのに、金の切れ目は縁の切れ目になってしまうのだろうか？　悲しいことだ。デステニーが、ラモーナに連絡を取ったらいいなぁと思った。