「ウォール街とストリッパー達のハナシ」ハスラーズ TOMOさんの映画レビュー(感想・評価)
ウォール街とストリッパー達のハナシ
観終わった後、なんだかとても考えさせられた。
20歳の頃、初めての海外旅行がNY。まだWTCも健在の頃。
ウォール街で働く知人の知人に、WTCの100階近くに連れて行かれ、こんなビルを1970年頃に建てた!?
なんてアメリカはすごいんだ!と、感動した後、社会勉強だということでなんと、ストリップクラブへ。
まるで映画の中にいるような光景に興奮しっぱなしだったことを、昨日のことのように鮮明に思い出した。
実際、好景気にわくウォール街のビジネスマンはよく足を運んでいたんだと思う。
この作品は、リーマンショック前のストリップクラブの話しとその後はまるで別世界。
貧しさから脱するため、犯罪に手を染める人たちの話しはよくあるが、いつも不思議に思うことがある。
貧しいから仕方なく始めた、と。なら、普通の生活が出来る程度のお金が出来た時点で何故辞めない??
今回もそう。
善人かもしれない人まで地獄に落とし、ペントハウスに住み、高級品を買い漁り、どんどんエスカレートしていく行為に、ちょっと冷め気味になったところもあった。
そうなると益々その心理が知りたいと思った。その答えはなかったと思う。
今でも、モヤモヤしたままでこのレビューを書いてます。
あ、あと皆さん触れてますが、ジェニファーロペスのポールダンスは凄い。超人的。ポールダンスの難しさは観ている以上と競技者が以前テレビで語っていた。
それだけでも観る価値あるかもです。
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