「華の棘」ハスラーズ こたさんの映画レビュー(感想・評価)
華の棘
美しい花には棘がある、でも棘にも色々あるんだよ。
みたいな感じの映画でした。
基本的には何が起こって何をしたかを見せられる流れです。
貧困から抜け出す為に夜の世界に飛び込むデスティニー
しかし、夜の世界に飛び込んだからと言って必ずうまく行くわけでもなく悩みます。重労働だしね。
しかしその店のNo.1?のラモーナと出会いが全てを変えていく。それも劇的に。
ラモーナは良い家に住んで良い服を着て、自分の子供にも良い教育を受けさせて。夜の世界で成功しています。
そんな彼女にデスティニーが憧れるのは当然の流れ。
そして、この二人がすぐに仲良くなるのも当然の流れ。
二人はコンビを組んで成績を伸ばしていきます。
デスティニーの生活はドンドン潤って行き、貧困から抜け出すことに成功。
ラモーナは信頼できる相棒を得て精神的にも良い生活に。
とは言ってもそれも長くは続きませんでした。
リーマンショック
この金融危機はウォール街で働くお金持ち達にはもちろんのこと、そのお金持ち達がお金を使う夜の世界でも大きなダメージとなりました。この映画では致命的とも言えますね。
うまく行っていたデスティニーとラモーナのコンビ。
手法を合法から違法に変えてなんとかやっていきますが、当然違法なのでね。
大まかに説明するとこんな感じ。
デスティニーとラモーナの関係を友情ととるか共犯ととるかで見方は変わるかも
夜の世界に偏見とか無い人なら楽しめると思います。
どんな手を使っても貧困から抜け出す!と言う強い意志なのか、所詮は犯罪ととるのか。
最後の「やっぱり母親は狂ってる」は自分にも言っていたんですかね?
個人的には面白い映画でした!
でも今後はお酒の中身が気になっちゃうかも?笑