ジョージア、ワインが生まれたところのレビュー・感想・評価
全3件を表示
ジョージアの国を知るドキュメント
配信(Unext)で視聴。 ジョージアはニュースでしか観ていないが、 この作品でジョージアを知る事ができた。 ジョージアはワイン生産が盛んだったとは 全く知らなかった。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
思わず呑みたくなります
クリックして本文を読む
ここのところ増えてきたドキュメンタリー映画だが、iPhoneで撮影という今どきの手法。どうりで出演者(生産者)の顔が近く、役者?と見紛う程自然な映像が続く。ジョージアワインの知識が無くとも色々なことが想像できて楽しい。クヴェヴリ製法のワインは土で出来た大きなカメにオーガニックなブドウを潰して発酵させる原始的な製法。
古来の伝統醸造は継承が口伝であったためマニュアルがなく、70年代旧ソ連に畑を没収され、工業化されたワイン造りに、実は家庭で細々と造られていたことで継承されたそうだ。呑みたいのはやまやまだが、この製法でボトル出荷しているのはジョージアワインの1%に過ぎないとのこと。日本とドイツに多く輸出しているそうなので、いつか出会える日があるか楽しみだ。
ワイン文化の原点に迫る
ウンチクを傾けながら飲むことだけがワイン文化ではなく、作ることから呑んで楽しむまでが一つの文化である。そう訴えている作品。工業化、産業化によって破壊されそうになってきた文化を守ろうと取り組んでいる姿と言ってもいい。 ワインが好きと思っている人にはオススメ!というか必見。
全3件を表示