「夢に向かって真っすぐに。」ザ・ピーナッツバター・ファルコン bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
夢に向かって真っすぐに。
ロードムービーって、やっぱ最強だす。
カニ漁の免許が取れず、食い詰めた生活を送る漁師と、家族に見棄てられ老人介護施設で過ごすダウン症の青年のロードムービー。いや、好きなんですよ、こういう「ひょうんな偶然から始まる」設定。小さな話で、低予算で、「撮りたいものがたくさんあるんです!」感にあふれるピッチピチの新人監督さん&脚本家で、地味にダコタ・ジョンソンみたいな中堅(と言っても大物ですけどw)女優さんとか出てる。良い悪いは別として、大好き。
「夢に向かって真っすぐに生きるザック」のハートは、関わる人に徐々に感染して行き、周りの人の生き方を変えて行きます。最終的に、ザックは彼のもう一つの夢である「家族」も手に入れる。
いやぁぁぁ、何か好っきやなぁ。すっごく好き。
2人を救った「自分を神の使い」だと勘違いしてるおじいちゃん。失意の元、行く当ても無く歩く3人を追いかけて来た「悪のヒーロー」。官僚的なエレノアの上司。ヤクザなカニ漁仲間。老人介護ホームの、物分かり良すぎるおばあちゃんと、ザックのハートに、おそらく最初に感化されてしまってたおじいちゃん。ロードムービーを彩るキャラも、硬軟・寒暖のバリエーションがあって良かった。
なんか、こんな役やらすと、ダコタ・ジョンソンって無茶苦茶良いw
大好物だった!とっても!
今晩は。
私ならば、躊躇なく乗りますね。過去にトラウマはありませんが、日々の業務ストレスが半端ないので・・。
彼女も、あの”事なかれ主義”の上司とか、愛する人との永遠の別れとか振り切りたい事が沢山あったのかなあ、とラストの彼女の弾ける笑顔を見て(勝手に)思いました。
bloodさん、毎度です!
アカデミー賞授賞式をずっと見てましたが、まさかのザック君がプレゼンターとして登場するとは!すごいサプライズでした。
なぜか涙が・・・