劇場公開日 2020年2月14日

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「軽々とボディスラム、地獄落とし。」グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0軽々とボディスラム、地獄落とし。

2020年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 なぜにだみ声!?と思いつつもストーリーに引き込まれ、こりゃ大泉洋でなくても惚れちゃうでしょ!てな雰囲気の魅力的な女性。小池栄子の存在感は『20世紀少年-第2章』以来かな~てなくらいでした。

 10人以上の愛人がいるのだが、疎開中の妻子のために女たちとは上手に別れなければならない。小説家の漆山に相談すると、「すごい美人を見つけて嘘の女房になってもらい、愛人宅を一人一人歴訪する」などという意見。それをそのまま実行する物語。

 グッドバイの意味が最後にわかる大胆な脚本。それにしても戦後混乱期の間にこんなのんきなことをやる男もいるんですね。兵役にとられなかったから、女は選び放題みたいな。戦後苦労している人たちをバカにしてるんじゃないかとも感じた。しかし、遊び人に対するしっぺ返しは食らうもんだ。痛快さも感じられる終わり方でしたが、濱田岳の存在感もあったな~

kossy
bloodtrailさんのコメント
2020年2月21日

kossyさんへ
毎度です!田島は出征しなかったから愛人を作れた訳だから、あの墓の形は皮肉だよなぁ、って思いました!

bloodtrail