劇場公開日 2019年11月15日

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「ジャーナリストが向き合う現実」i 新聞記者ドキュメント ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ジャーナリストが向き合う現実

2019年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

第32回東京国際映画祭にて日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞、
おめでとうございます。

「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」、「大統領の陰謀」、
「ニュースの真相」、「記者たち 衝撃と畏怖の真実」、
「プライベート・ウォー」、「シチズンフォー スノーデンの暴露」、
「共犯者たち」、「スパイネーション/自白」、「主戦場」、
「新聞記者」、「国家が破産する日」という映画が好きな人には
向いています。
私も、その一人です。

ジャーナリズムが機能いていないので、国民は事実も知ること
ができません。
落選させるべき政治家が、当選し続けた結果、以下のようになって
います。

1995年、日本の一人当たりの国内総生産は、第2位43,441ドルで、
国の借金は386兆円でした。

1995年以降、日本で一人当たりの生産性を向上する以下の物が普及し、
高性能化、低価格化してきました。
・PC
・ソフトウェア
・印刷機器
・LANとWAN
・インターネット
・スマートフォン
1995年以降、日本の一人当たりの国内総生産は下がり続け、国の借金
は増え続けました。

2011年以降は、人口も減り始めました。

2018年、日本の一人当たりの国内総生産は、日本は第24位39,306ドルに
減り、国の借金は897兆円と増え、人口は年間45万人も減り、外国人労働者が
146万になり、142万人の日本人派遣社員の数を上回りました。

今後、RPAやAIが普及し、高性能化、低価格化しても、日本の一人当たり
の国内総生産は下がり続け、国の借金も増え続け、外国人労働者も増え
続けるでしょう。

日本の企業や個人に問題があるのではなく、日本政府に問題があり、
日本の一人当たりの国内総生産は下がり続け、国の借金は増え続け、
人口は減り続けているといことです。

ジャーナリズムが機能せず、国民が事実も知ることもできなければ、
日本政府の問題を正すことはできないまま「国家が破産する日」を
向かえることになります。

香港の若者やスウェーデンの16歳のグレタ・トゥーンベリさんは、
年寄りの政治家が死んだ後の、自らの将来に向かって行動しています。

この映画を観た日本の若者が、年寄りの政治家が死んだ後の、自らの
将来に向き合うきっかけになれば、良い映画です。

ジャーナリストは、色々な事件と向き合うので、映画で取り上げら
れている以下の問題や事件を事前に知っておくと、映画を理解する
ことができます。

この事件について、書き込むと、拒否されましたので、書き込むことが
できません。
この事件については、他のサイト(yahoo,、ぴあ映画生活、KINENOTE、
Filmarks)に記述したノリック007のレビューを参照してください。

森友問題と加計問題については、「主戦場」、「新聞記者」のレビュー
で記述したので、そちらを参照してください。

ノリック007