「ここまで波瀾万丈なストーリーとは思わず、ぴっくりしました。」劇場版 そして、生きる もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
ここまで波瀾万丈なストーリーとは思わず、ぴっくりしました。
WOWOWのドラマは見ていません。
スタッフ・キャストに惹かれたのと、「3.11」が絡んだ話ということで鑑賞しました。
震災のシーンが出てくるのは覚悟してました。
けれど…
ドライブ中にトラックが突っ込んできて両親を失うのに始まって
・体調不良でオーディション当日に意識を失い
・オーディションは結局参加できず、さらに妊娠と分かり
・彼には知らせず一人で育てると決意したものの
・彼とは分かれる形となってしまい
・なのに流産してしまうし
・父親(おじ)の病気 余命1年と分かり
・親友から元カレと暮らしていると手紙が届き
・まだまだ続きますが省略っ
…
なんですか、この苦難苦行のてんこもり…
フランダースの犬のネロ
母をたずねてのマルコ
ペリーヌ物語のペリーヌ
家なき子のレミ
往年の「カルピス名作劇場」の主人公たちが頭をよぎってしまいました。
(※ 家なき子はカルピス劇場ではないかも…)
ヒロイン役の有村佳純さん
弱そうに見えて、実はとてもたくましい女性を熱演・好演してます。
上手な女優さんとあらためて認識。
最後に
「田舎の道っていいよね」
こんなセリフだったかと思うのですが
田舎の道。赤信号。車の中でキスする場面。
信号はとっくに青。
他の車がまったく通らない交差点で、じっくりキスした後のセリフ。
クラクションとは全く無縁の交差点のひとコマ。
今回のお気に入りです。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
美紅さん、コメントありがとうございます。
ラストの東北のどこかの町は
岩手県だったような気がします。(自信なし)
山間部の風景、川に架かる木の橋。
向こう側から歩いてくる清隆
こちら側で気付く瞳子と娘。
良い場面です。・_・
美紅さん、コメントありがとうございます。
>WOWOWのドラマ
>激動の人間模様
脚本担当が岡田惠和なのも、鑑賞のきっかけの一つ
だったという記憶があります。
劇場版はTVシリーズの再編集と紹介されているのですが
TVシリーズからカットされてしまったエピソードなど
あるのだろうな、と思っています。
TVシリーズ、楽しんで下さいね。