「で、何やらかしたの?」オルジャスの白い馬 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
で、何やらかしたの?
鑑賞に際し出来ればあらすじも頭から消して起きたい、少なく共ネタバレオンパレードだから事前に公式サイト見たらダメなヤツ。
幸い忘れっぽい自分は、馬を売りに市場へ出かけた父親が帰らず、代わりに訪れた来訪者と共に出かけて行く母親というあらすじと、森山未来出演のヒューマンドラマということのみが頭にある状態で鑑賞。
カザフスタンの田舎の村の外れで暮らす馬飼いの父親とトマト畑で働く母親に、推定10歳ぐらい?のオルジャス少年と二人の妹という5人家族の物語。
頭にあらすじが入っていなかった自分でも、何が起こるかが読めるわかり易い導入。
かなりキツい立ち上がりだけど、その後の様子に悲愴感や絶望感は殆ど無く、何故か淡々と進行していく。
いよいよ森山未来が登場したら、唐突なぶっ込みが入るし、終始の急展開。しかもあっさり。
まぁちゃんと振りもあったし、判り易いしテンポも良かったし、更にはオルジャス君の心情とかもちゃんと描かれていたし。
呆気ない感じは否めないけど、個人的には嫌いじゃないかな。
コメントする