「ぼくは隈、隈、隈」映画大好きポンポさん 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
ぼくは隈、隈、隈
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タイトルロールはポンポネット嬢だが、実際はずっと目の下の隈が取れない制作助手のジーン君が主人公で、助監督経験もないのにあれよあれよという間に大傑作を撮ってしまう夢物語。
ポンポさんの作画はキッチュなのに、マーティンとかアランとかそれぞれタッチがバラバラでまるで統一感がない。みなもと太郎とか赤塚不二夫の漫画にもそういう例はあるけど、あれはギャグとしてやっているので。
劇中撮っている映画も陳腐なテーマで、私ならたぶん見に行かない。
映画を生かすも殺すも編集次第というのは正にそのとおりで、テンポのちぐはぐな映画は見るに耐えない。編集者ではクリント・イーストウッド監督の映画を多く担当しているジョエル・コックスが良い。ちなみに、編集者出身で監督になった人にハル・アシュビーがいる。
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