「安定のジェットコースター、B級と言うなかれ。」エンド・オブ・ステイツ アルさんの映画レビュー(感想・評価)
安定のジェットコースター、B級と言うなかれ。
バトラー主演・制作の【エンド・オブ〜】シリーズの第三作目。今回も米大統領は"ピーチ姫"を超える狙われ方。
冒頭の新型兵器、実用化されていそうなレベル。軽く恐怖を覚える危機感がこの映画の持ち味。何となく起こり得そうな得なそうな感じに映像化。あえて黒幕と背景は分かり過ぎる位にしていて、そこに絡んでくる動機付けも良い。
展開は相変わらずで、そこを評価対象にすると、映画として観せたい部分も全て批判的に。全体を踏まえた上で少しずつ展開していく物語を、突っ込まず状況を打破していく過程を楽しむ作品。
最後は因縁に片を付け、死なないバニングを堪能。本作で流石に老いを感じさせる顔のシワだが、爆破、銃撃、カーチェイス、敵との読み合いなど、まだまだジェラルド・バトラー健在。
エンドロール途中に後日譚あるが、ほのぼの。バニングには落ち着かずの続編を期待したい。
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