「ダメ女(失格者)の話」Red YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
ダメ女(失格者)の話
男の場合「ダメンズ」と呼ばれ、×××な仕事をしていたり、×××な男なのだが
女の場合は 仕事をしない人間でもなく、掃除をしない人間でもなく、こんな奴を言う。
共通して言えること”社会的失格者””利己主義で、自分勝手な奴”ということ。
そんな奴に振り回される周囲は大迷惑だ。
主人公を正当化するために、家族の落度を劇中に幾つか描いてはいるが
人間・家族に100点満点などありえない。
「欠点があれば、自分は何をしてもいい」という言い訳にはならないのだ。
雨の降り始め 雨つぶ の撮影は良かった。
何より、電話ボックスとその後の撮影をハンドを選択する撮影センスが素晴らしい。
監督は既婚者なのか? 結婚指輪の扱いに疑問を思った。
主人公はダサい結婚指輪をデザインリングに変えて、指にしている背景があると思っていたが、その後のシーンでそれを外すことがあったので、このデザインリングがエンゲージリングそのものだと悟ったが、違和感は大きい。
原作で、そこまで書かれていたのか、知りたい。
女性監督なので、 なシーンが刺激的であり、美しくもある。
この映画を観たら、純愛映画を観たいと思った「ある愛の歌」とか
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