劇場公開日 2020年2月21日

  • 予告編を見る

「身体を求め合う時は元気やねぇ・・・💦」Red 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0身体を求め合う時は元気やねぇ・・・💦

2020年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

センセーショナルで話題となった(映画.comあらすじにて)、、、原作ありきの映画。
ですか。。。期待しちゃいましたよ。。。。💧

不倫が基本の話。映像的魅せ方としては主役2人が過去美術芸術選考や、建築デザイン会社や谷崎潤一郎の陰影礼賛を出す所から芸術的センス(意思を視界や他感覚から汲み取る)を観る側が試される話なんだろうなと分かるし、話の作り方(個人的に愛が無い家族と愛がある1人の男の狭間にて揺れ動く女。意思を優先し不倫する。)も分かる。

しかし、話に上手く踏み込んでいるかと言われれば設定・構成・演出は上手く踏み込んでいると言えるけれども、「俳優が上手く踏み込んでいるか?」と言えばそうは思えなかったのだ。

そりゃ夏帆を単体でみれば「身体を貼った、頑張った✨」と言えるかも知れないが、昨今の若手俳優陣の性的身体を貼った演技にしてみれば、「まだまだ」と感じてしまう。

センセーショナル部分かは不明だが、妻夫木演じる秋彦に隠された秘密の割には身体求め合いはギリギリまでそんな事無いような元気そぶりであるし、、、、。
最後に塔子(夏帆)の運転している姿だってストーリーの流れ的に?(お前運転できたんだ)と思っちゃう訳で。

私としてはこの不倫は映画的に型破りでも無かったし、良い原作なんだろうなと思う割には微妙な結果に終わりました。
(マディソン郡の橋も微妙やったし、個人的にはこうなるんだろうな。18禁でも無ければ)

巫女雷男