シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのレビュー・感想・評価
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世界観120点です。
おフランスとの幸せなマリアージュ
原作は子どもの頃にジャンプで読んでたんだけど、
あまり印象に残っていなく、キャッツアイとごちゃ混ぜの記憶の状態で鑑賞。
そう、そう、こういう感じだったと、
記憶がリアルに蘇るほど見事な実写化。
漫画連載当時から、
服がダサいなーとか、もっこりもっこりしつこいなーとか、
子どもながらに興醒めしていたところが、
あら不思議、
フランス人がつくるとしっくりはまる。
フランスって、一部の感度高い人以外はファッションださいし(主観です)、
アムールの国だからね、しつこい下ネタも不思議と違和感なくなる。
ずっこけ担当の2人のシーンはしつこかったけど、
僚と香のからみはとても良かった。
原作者の方は、良い意味で感性が日本人離れしていたんだなーと、納得。
良作でした。
原作から抜け出てきたかのような完成度!
上映時間が合わなくて今頃になってしまいましたが、やっと鑑賞してきました。そして、予想以上の再現度とおもしろさに大満足!まるで原作から抜け出てきたかのような完成度のリョウとカオリとファルコンに感無量です!よく見れば原作のリョウやカオリとは顔立ちは全然違うのに、それでもリョウとカオリにしか見えないのがすごいです。ビジュアルを寄せただけでなく、キャラ付けがしっかりしていて、俳優もそれをよくわかって演技しているからでしょう。場面に合わせて、シリアスとギャグを大きな振り幅で演じ分けていたこともすばらしかったです。吹替版で見たのですが、山寺宏一さんと沢城みゆきさんの演技も完璧でした。主演が神谷明さんと伊倉一恵さんでないのは残念でしたが、お二人は別の役でキャスティングされていて、これはこれでファンにはうれしいサービスでした。
そして肝心のストーリーですが、受けた依頼を遂行するもドタバタと寄り道し、やがて隠された陰謀に気づき、最後はクールにかたをつける、これぞシティハンターという展開でした。そこに、これでもかというほどのギャグを仕込み、ばらまきまくった伏線もきちんと回収し、なおかつ互いを誰よりも大切に思うリョウとカオリの関係もきっちり描いた脚本は完璧です。
映像としては、笑いをふんだんに取り入れたアクションシーンもよかったし、アニメでよく見た、銃弾の軌道を追うような映像もカッコよくてよかったです。でも、なんといっても終盤のリョウとカオリの共闘シーンが素敵でした。そして、とどめはエンディングテーマのGet Wild!流れた瞬間に目頭が熱くなりました。ああ、もっとずっとリョウとカオリを見ていたかったです。
ほぼ完璧な本作ですが、不満があるとすれば二つだけ。一つは、もう一人のヒロインであり、大好きなサエコのビジュアルが、イマイチ寄せ切れてなかったこと。そしてもう一つは、こんなすばらしい作品を日本が作れなかったこと。もうこれは本当に残念です。でも、こんなに原作愛にあふれた映画を作ってくれたフランスには感謝しかないです。Merci beaucoup!
ファンが作ったファンのための映画
「クスリ」としっぱなし。楽しい時間を過ごせる
5分に一回位「クスリ」(大爆笑ではないのも、シティーハンターらしい)する楽しい時間を過ごせる映画です。世界観も出来るだけ実写で再現できるように拘っている感があります。
テンポ良い。原作が漫画の場合、1-2時間で短くまとめるのがとても難しく原作に忠実であればあったで「話がつぎはぎ」になりやすく。全く別作品するとそれはそれで、ファンに叩かれ。
何方でもなく、良くまとまっています。
なお、字幕版が見たくてTOHO新宿まで行きました。なぜか吹き替え版ばっかり上映されています。
字幕版が見たい方は新宿へ^^
気になったのは、ところどころで原作への忠実さを守り過ぎ実写が故の現実感との乖離点かなー
100tハンマーとか実写ですると実感が無さすぎますね。。。原作ネタなんですがね
原作設定どおり、新宿の掲示板のようで、日本語で構内アナウンスが流れるけどどう見ても「パリだろ」とか
50秒ごとに大爆笑とかってキャッチフレーズが似合うかも。
原作愛のある作品
シティーハンターが好きなら見るべき映画
シティーハンターを見て育った自分としては、凄く良い映画でした。
この映画には、シティーハンター愛を感じる。
■良かった点
・シティーハンターっぽさを見事に表現していた点。
・Get Wildが流れる部分も良い。
■残念だった点
・120分くらいにしても良かったかも。
愛すべきネタ映画が逆輸入!
原作のリアルタイム世代ではありませんが、概要は知っているくらいのビギナーです。が、正直よかった。映画館で流れるネタ的なCMを見て、ワハハ…くらいのもんでしたが、実際に観るとなかなかどうして、原作へのリスペクト、そして日本発信のコンテンツが遠いフランスでこんなにも再現性高く、かつ愛されている現実に感動すら覚えました。あと、日本で実写化しようとしても今だったらアレもコレもカットされてそうだな~と思えるくらい、下ネタや荒唐無稽な格闘ギャグ、いい意味での無駄、昭和のアニメっぽい展開がどれも蛇足に感じない作りになっていたと思います。くれぐれも最新型のアクションシーン!的な話ではありませんので、愛すべきネタ映画が仏から逆輸入されてきた!面白いのかよ!っていうこわいものみたさテンションで観てください。原作がこんな形で甦るなんて、元々このストーリーを追っかけてきたファンが羨ましいくらい、かなり幸せなリブートを遂げた快作だと思います。
原作を知らなくても楽しめる作品
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