「がっかり」HOKUSAI ペイさんの映画レビュー(感想・評価)
がっかり
日本の映画ってまだ進歩しませんね
誰が悪いんだろう。
『表現の自由』が厳しく制限されていた江戸時代という訳のわからない設定がされており、幕府(権力)=悪という左翼的な考え方がいかにもな作品となっております。まずもって今の価値観で評価するのは絶対に辞めてもらいたいし、史実を無視しちゃ駄目だよと言いたいです。
私は葛飾北斎を知ることができる映画だと思っていましたが、実際は北斎のメインじゃない青年期ばかりクローズアップされていて残念に感じました。しかも監督曰く「青年期は資料がないのですが、こんな人だったんじゃないのかなーって思って作りました」と(怒り)
映画の中では田中さんの演技が素晴らしかったけど、それ以外は残念ながら見所無しです。衣装とかも良かったかな。
映画は歴史や史実に基づいて作るか、それが嫌なら史実完全無視のぶっとんだ映画にして欲しいものです。この作り方だとこれが史実だと思っちゃう人が出てくるのが怖いです。
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