「【”面白い・・と小松原様は言われた・・。” 幼き頃、雲外蒼天と占われた上方娘が江戸に来て、”天性の舌”により想いを遂げる様を描いた人情時代劇。】」みをつくし料理帖 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”面白い・・と小松原様は言われた・・。” 幼き頃、雲外蒼天と占われた上方娘が江戸に来て、”天性の舌”により想いを遂げる様を描いた人情時代劇。】
■原作10巻既読
ー主たるストーリーを天性の舌を持つ”下がり眉”の澪の創意を凝らした料理を華とした掌編で紡いだ人情物語。5年間ほど、新刊が出るのを楽しみに読んでいた。ー
あのボリュームを、どのように2時間に纏めたのかなあ、と期待をしつつ映画館へ。
TVドラマは見なかったので、料理の見栄えも楽しみに・・。
◆結論
・”とろとろ茶わん蒸し”から“牡蠣の宝船””そして”鼈甲珠”などを劇中、上手く取り入れながら、2時間にキッチリまとめてあり、面白く鑑賞した。
・特に、又次を演じた中村獅童さんと、ご寮さんを演じた若村真由美さん、小松原を演じた窪塚洋介さんが良かったなあ。
松本穂香さんも、町娘の恰好が良く似合っていた。
・登龍楼を営む采女宗馬を演じた鹿賀丈史さんは、”悪役顔”に磨きがかかりとても良かったが、出番が少なかったのが、ちょっと残念。
<全体的に”上方風薄味感”は否めなかったが、上手く纏めており、中々面白かった作品。
ネタはマダマダ沢山あるし、続編はあるのかな?角川春樹さん・・>
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bloodtrailさんのコメント
2020年10月20日
NOBUさんへ
みをつくしは、少なかったですね。逆にスパイの妻は結構な入りでした。TVの影響力だすよねぇ、この辺は。って思いました!
尚、鬼滅の大入りは納得してますw
bloodtrailさんのコメント
2020年10月19日
NOBUさんへ
ラストにわざとらしく付け足された橋の上のカットが「完結」を匂わせてる気もするんですよね...
時代劇の原作としては美味しい設定なのに、勿体ないですw
bloodtrailさんのコメント
2020年10月19日
NOBUさんへ
続編、来ますかねぇ...
磐根もどっか行っちゃた感じですしw
時代ものの人情噺なので、ベテランの監督さんに撮って欲しいです!
このキャストを使いこなせる若手監督が、思い浮かばないしw