ジョジョ・ラビットのレビュー・感想・評価
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ライフイズビューティフル
☆☆☆★★(前半〜中盤) ☆☆☆☆(中盤〜後半) 《 蝶 は 剣 ...
☆☆☆★★(前半〜中盤)
☆☆☆☆(中盤〜後半)
《 蝶 は 剣 よ り も 強 し 》
勝手な思い込みで書き込みますが。ジョジョと交流をする少女エルサのモデルは、おそらくアンネ・フランクだと思います。
個人的には、かなり信憑性が高いと確信してはいるのですが果たして?
この、人一倍〝 臆病なジョジョ が。少女と関わって行く過程で、段々と大人になり。強い男の子へと変わって行…かないんですな〜コレが(u_u)
そもそも人間ってのは、そう簡単には変わらないんですが、少しずつ大人の階段を登って行くところが最大の見もの。
間違った教育を植え付けられる事が、如何に愚かしい事なのか。映画は、それを最後に。ジョジョ自らが、脳内に植え付けられていた【 四っ玉の悪魔 】を吹っ飛ばす事で克服します。
そして迎えるは、実に爽快なエンディングへ!
まさに溜飲を下げる思いでした。
今年のアカデミー賞は、まだ公開が先になる『1917…』の出来が気になるところですが。
もしもシャロン・デートが…の『ワンス・ア・ポン…』と、もしもアンネが…の、この作品がぶつかるんですね〜! いや〜胸熱だなあ〜!
因みに。ある人の靴を強調していたので、「何かあるな〜」…とは思っていましたが。
真実が明らかになるその直前。ジョジョが1羽の蝶々を追い掛けるシーンは、名作『西部戦線異状なし』へのオマージュだと思いますね。
2020年1月18日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン6
荒んだ時代に染まらないジョジョ
なぜ高評価なのかさっぱり分からない。
何度も睡魔に襲われて大変だった。
早く終われとひたすら願っていた。
ナチスのユダヤ人差別が悪なら、
アメリカの黒人差別は?
中国のチベット、ウイグル差別は?
南アフリカのアパルトヘイトは?
李氏朝鮮の特権階級両班の一般民衆への差別は?
欧米列強のアジア植民地支配は?
ナチスを批判できる国などこの世にあるのか。
K大尉は優しいし、善人。
第二次大戦末期のドイツで生きる10歳の少年の姿を描いた作品。
コメディなのか、マジなのか。ぶっちゃけ、ふざけているのかと思う程ナチスを茶化している訳ですが、実は、茶化すことでナチスの愚かさを示しているというような気がします。特に、作品の取っ掛かりは、完全にナチスをバカにしています。
物語にシリアスさ?が加わってくるのは、物語中盤から。それでも、どこかコメディタッチで話の深刻さを緩和している様な気がします。
実は、物凄く深刻で、悲しい話を描いているはずなのですが、物語のタッチで救われている気がします。
第二次世界大戦のドイツ少年の生活
予告と評判を裏切らない
最後まで乗れなかった
一言。「うーん」。
☆よかった点☆
・10才のジョジョ目線で話が進む、ドイツの戦時下という設定が新鮮。全然子供騙しではないところも。
・母親(スカーレット・ヨハンソン)、キャプテンK(サム・ロックウェル!出てるってしらず、驚き)。
大変な時期でもジョジョを、ちゃんと子供として接し守るところ。
大人の取るべき姿を貫いているところが、優しさを感じました。
・登場人物があまり出ないので、混乱することはない。
△うーん、な点△
・個人的な意見です。
実は最初の15分で、「ちょっとこれはパッとしないな」と。
話の盛り上がり方もイマイチだし。空想のヒトラーっていうのも、映像ではもうちょっと工夫が欲しい。
・アカデミー賞作品賞候補になってましたが。それほどのものではないような。
単館の名画座系で渋く上映されているような分類。
・子供が主人公の割に、ちょっと「げ」っていうシーンが個人的にいくつかあったのも。
週刊誌の映画評や、観た方の評価は高いので。
見る人を選ぶのかなあ。ま、旧作DVDで見る程度ならいいと思います。
クレンツェンドルフ大尉、私はあなたについて行きますよ。
嬉しいなあ、ここにもいました。
誰がって?
サム・ロックウェル演じるクレンツェンドルフ大尉のことです。
思いっきり体制側の人間なのに、その体制を権威付けているもののいかがわしさや嘘くささを一番分かっている人。
そのくせ、媚びてるわけではないけれど、体制が必要としている仕事はそこそここなして、部下からの人望や信頼も意外に厚い人。
『風の谷のナウシカ』にもいましたね、そういえば。
クシャナの部下のクロトワ。
やれやれ、女っぽくなっちまって。
くせー、溶けてやがる、俺も逃げなきゃ。
みたいな感じ、私は好きです。
原作漫画でも、ナウシカのことを本気で心配したりして、クシャナにからかわれているのです。
体制側からはみ出すほどの気概やエネルギーは無いけれど、いざ、これからの世界に必要な若者、少年、少女がピンチという時には黙って見過ごしたりしないで、自分が犠牲になっても助けてしまう。
色々と困難なことの多い世の中ですが、こういう大人が100人に1人くらいいてくれるなら、まだまだ捨てたもんじゃないと思います。
(この前は、寅さんみたいなおじさんが欲しいとか言ってたのですが)
ジョジョの前で、スカーレット・ヨハンソンがひとり二役を演じてたシーン。
他にも名シーンが多いのですが、なぜか観賞後に、ふと思い出しては泣きそうな気持ちになるのはここでした。
笑って泣けて、蝶が舞う
控えめに言って、最高でした。最初から最後まで。
10歳のジョジョが、少女と出会い成長する。
これは、ボーイミーツガールとも言える!?
ナチ思想に染められてはいても、元々は、ウサギを殺せと命じられても逃がしてしまう、心優しい少年なんですね。
ジョジョの友人もヒトラーユーゲントながらとてもいい子っぽいし、お母さんは、行方不明のお父さん(共産主義者?)とともに、愛情豊かにジョジョとジョジョのお姉さんを育てていたのでしょうね。お母さん、とてもいい味出してます。こんなお母さんになりたい。こんな美人にはなれないけど😅
ジョジョのお姉さんが何故亡くなっているのか、はっきり語られていなかったのですが、お姉さんとよく似た、ユダヤ人の女の子を匿う、勇気あるお母さん、凄いです。
お母さんと、もう一人、勇気ある人の、ジョジョを助けてくれる大尉さん。2人の場面、泣けました。
ジョジョが劇中、妄想のヒトラーと会話するのが、めちゃくちゃ笑えます。本物のヒトラーも最期は拳銃自殺しますけど、ジョジョが、妄想ヒトラーとどう決別するか、未見の方は是非御自身の目でお確かめ下さい!
映画的にはよかったと思うけど…
主役の母親が吊るし首で主役の目線のすぐそこに母親の靴が見えた時はさすがに「えぇぇぇ…」って声に出してつぶやいちゃいましたね
そのあとしばらく映画の内容が入ってこなかったくらい衝撃だった
最後、いや作中ところどころでキャプテンKがいいヤツだったりしてて、けっこうキーパーソンだったり
彼はなんだろう…、戦場のピアニストを思い出しましたわ
高評価レビューにヤラレた。。。
全世界的にヒットしたスターウォーズとアベンジャーズではなく・・・
映画好き以外は知らない作品で、アカデミー賞主演男優賞・主演女優・助演女優賞にノミネートされてるアダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソン
公開作が多くどれから観るか悩むも・・・
予告が面白そうだったのと、初日の時点のYahoo!レビュー4.5超の高評価〜ジョジョ・ラビットチョイスの金曜レイトショー
冒頭からビートルズ、落ちこぼれな10歳の主人公と、彼にしか見えないコミカルなヒトラー
コレは、レビュー評価通り面白いやんと思いましたが・・・
だんだんイーストウッド作品を先に観た方が良かったかも!?と思ってしまう(^◇^;)
終演後、後ろの席の2人の会話
A『面白かった!?』
B『なんか微妙;;;;』
私も心の中で『確かに^^;;;』
この作品でアカデミー賞助演女優ノミネートのスカーレット・ヨハンソンの存在感と愛情演技は素晴らしいですが・・・・
アベンジャーズでの彼女の頑張りの方が、私的に超助演女優賞です^^!!
この時期、アカデミー賞最有力!!とか事前評価に惑わされるよね(^^;;
評価高いの納得
音楽やダンスを楽しむ時代が続けば戦争も起こらない
エルサ役のトーマシン・マッケンジーがいいね。仕草や表情が自然なのに心の揺れがこっちに伝わってくる。あの年頃の少年は、頭の良さそうでほのかに色気のある年上の女性に憧れるんだよね。
この映画で一番惹かれたのは、天才子役のローマン・グリフィン・デイヴィスでもなく、スカーレット・ヨハンソンでもなく、サム・ロックウェル演じるキャプテンK。本当の勇気とは、銃弾を浴びながら突撃して敵を一人でも多く倒すことではなく、自分より弱い人間を命がけで守ること。キャプテンKの俠気には魂が震えた。この人、どっかで見たことあると思ったら。「スリー・ビルボード」のレイシスト保安官役。
10才ぐらいの時って警察とか、軍隊とか制服がカッコいい職業に憧れてしまうんだよね。その上、あの時代だからナチスに傾倒してしまうのもよくわかる。
ゲシュタポをはじめとするナチスはとんでもない組織ということは言うまでもないが、天文学的な賠償金をドイツに課して、ナチスを生む土壌を作った第一次世界大戦の戦勝国のエゴも忘れないようにしないといけないと思う。ナチスドイツをソ連への防波堤にしようとして、ナチスをほったらかしたのもイギリスとフランスだからね。
まさかああいうエンディングが待っているとは思わなかった。とてもいいんじゃない。ビートルズで始まり、デビット・ボーイで締めるなんて。音楽やダンスを楽しむ時代が続けば、戦争なんて起こらないから。
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