「ナチスドイツをおとぎ話で包んだ名作」ジョジョ・ラビット いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
ナチスドイツをおとぎ話で包んだ名作
この残酷な時代背景を好き放題ユーモアいっぱいに描きそしておとぎ話化した本作は、不思議な魅力にあふれ、まさにお見事のひと言だ。人間の全ての感情が本作には盛り込まれていると思う。
そして登場人物が皆すごく個性的で、ちょっとした仕草や表情等々全くもって目が離せない。主役から脇をかためる役者まで、本当にみどころ満載の演技だ。
トリッキーな作風だけに好みは分かれるかもしれないが、個人的には迷うことなくどストライク。言語が英語というところは正直少々ひっかかったが、この役者でこの作品なのでこれでよし。実に何度でも繰返し観たくなる作品だ。
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