「存在 現実 幻想 夢」ジョジョ・ラビット 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
存在 現実 幻想 夢
存在/現実/幻想/夢
の線引きが曖昧なまま物語は進む。
過酷な現実の前では、
全てが現実。
夢であってほしい、
幻想であってほしい、
そんな現実を描いた作品の質が、
循環してきた、
あるいは、
質が変わってきたような気がする。
禁じられた遊びの、
ポーレットの叫び、
ブリキの太鼓の、
オスカルの叫び、
は戦争という現実。
ディアハンター、
アメリカンスナイパーは、
戦争と日常という現実。
ジョーカー、
パラサイトは、
日常。
朝が来て、日が暮れる、
たったそれだけのはずの日常。
叫びの質がとんでとんでとんで、
廻って廻って廻る。
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