「キャプテンK、泣かせる~」ジョジョ・ラビット oliveさんの映画レビュー(感想・評価)
キャプテンK、泣かせる~
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アカデミー賞候補はワンハリ、フォードvsフェラーリ、ジョーカー見たけど、本作が最も感動しました。残酷なシーン、悲しいシーンありますが、コメディに見せかけて、戦争の愚かさ無益さをしっかりと描いた感動作に仕上げていてお見事。(こんなに泣く映画だと全く知らず映画館で鑑賞。ちり紙たくさん持っていてよかった。今このレビュー書きながら思い出してまたちり紙・・)
中盤ちょっと中だるみで退屈なところはあったけどそれでも是非多くの人に見てもらいたい秀作。
ジョジョの母親はきっと複雑な心境だったのだろうけど息子に真実を話していたらもっと早くにバレて(子供ってつい本当の事を言っちゃうもんね)全員捕まっていただろうし、表向きはナチスを支持してるフリして息子をナチス信者にしておくしかなかったのでしょう。もし自分が捕まっても息子は"全く知らなかった"となれば助かるだろうと思って。。
キャプテンK、最初はジョジョに意地悪な態度で嫌なヤツって感じだったのにまさかあんないい人だったとは・・(だめだ~またちり紙~~(T_T))。当時のドイツ人にもナチスが間違っていると分かっていた人は存在していて、こっそりユダヤ人やユダヤ人を庇った人を助けたり見逃したりしていたのでしょう。
エルサとジョジョ、友達のヨーキー、子供達が皆生き残ったことが救い。
アカデミー賞作品賞は本作に獲ってほしかったな~~。
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