劇場公開日 2020年1月17日

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「エンドロールの選曲まで儚く美しい」ジョジョ・ラビット るんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0エンドロールの選曲まで儚く美しい

2020年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

戦時中のドイツで、ナチスに盲目の10歳の少年が、生きるとは、愛とは、強さとは、なにを信じるのか…を学んでいく映画。
美しく、明るく、強く、重たい。

印象に残るシーンが多かった名作。余韻が大きく、鑑賞後も熱が冷めなかった。

観ているこちらも、思わず一緒に心躍るシーンから始まり、笑えて、わくわくして、でも心を痛めて、涙して…喜怒哀楽が全て詰まっているが、それが無理矢理ではない展開。

途中、イスの上に乗って父親を思わせる身長で母親と踊る構図…なんだかぐっときて、とても印象的だったなあ。

過去に何がありジョジョは捕らわれていたんだろうか?

間違いなく、また観たいと思える作品だった。
個人的には、今まで観た中で1、2をあらそう傑作!

ちか