「恋心と親しみそしてダンスがあれば」ジョジョ・ラビット Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
恋心と親しみそしてダンスがあれば
狂気に満ちていた歴史を鮮やかでユーモアに描き、サバサバと頼もしく美しいスカーレットヨハンソンは目の保養だった。
音楽の使い方も絶妙で、耳に馴染む程に有名な曲のドイツ語バージョンってのも趣深い。(本編が英語の不自然は置いておこう)
ベルトルッチの遺作でデビッド・ボウイの名曲「スペイスオディティ」のイタリア語バージョンが絶品だった様に、わからない言語だったとしても、耳あたりは誰にでも感じ取られる所だろう。
プラスチックみたいな画面だけにロマンティックにはなれなかったけど、恋心と親しみそしてダンスがあれば世界は優しくなれるかもしれない。
コメントする