「空知先生がいつか六本木ヒルズに住めますように」銀魂 THE FINAL オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
空知先生がいつか六本木ヒルズに住めますように
スケジュールが合わず、やーっと鑑賞。
良くも悪くも『銀魂』らしい最後だった。
仰々しい出だしに「さぁ!始まった!」と構えたら某国民マンガのパロディでズッコケ「あ〜銀魂観に来たんだな〜」と力が抜けた。
その後も、シリアスな展開や泣けそうなシーンにグッとくる度に挿し込む下ネタで涙が寸止め。
特に映画だからといって画力を上げてこないのも『銀魂』らしい。
……なので、これを映画にする必要あったのか?と言われると、大画面や音質にこだわりが無く、内容重視の人はTVやネット配信でいいと思う。
所見では理解できないし、ファンの私ですら「最終回は2時間スペシャル!」のレベルだと思うのだから、なんとなく観てみような人は回れ右した方が自分のためです。
いろんな物事が片付いて、ここで終わればキレイな大団円なのに、順レギュラー総出の無駄にワチャワチャしたエピローグで苦笑い。
エンドロールが流れても「本当に終わったんだなぁ……」と余韻に浸らせない悪ふざけ。
よく「最後の別れは笑って見贈ろう」みたいなのを聞くけど、本当にそんな感じで笑って終わった。
まさに『銀魂』は永久に不潔です。
お疲れ様でした。
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